読書メモ
ざっくり書評『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』中島聡
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
- Kindleで読んだ
- 元Microsoftのプログラマー、中島聡さん著
- Windows 95の設計思想やドラッグ&ドロップ、ダブルクリックなどの概念を生み出した人
- ロケットスタート仕事術激推し
- 予定の2割の時間で仕事の8割を終わらせるとか
- 界王拳がどうとか
- 7つのプロジェクトを股に掛けているPMとしては「うーん、無理(はあと」という感じだった
- 考え方としては共感できるが、組織に属して仕事するケースで実践できるかは外部要因に大きく左右される
- フリーランスや自分の裁量である程度仕事をハンドリングできる立場であればマッチしやすいと思う
- Microsoft時代のエピソードは面白い
- 自己啓発的な部分は同じこと繰り返し言ってるのが多くやや冗長
- 読み物としては普通に面白かった
気になる
『すごい効率化』金川 顕教
Kindle Unlimited対象。半分くらい読んだ。
作業効率化のため半年ごとにPC買い換えろとか、中々ぶっ飛んだこと言ってて笑う。
内容は正直眉唾感。よくある自己啓発系だなぁ…という感じ。
とりあえず最後まで読み流す。たぶん今週の通勤時間内に終わる。
読了。概ね「おっそうだな」という無難なことが書き連ねられているので、自分の仕事効率化したい人は読んで損はないと思う。習慣化の話とか「それができたら苦労はせんわ」って感じなので、まず自分の意識を変えなければならない。この手の本には必ず書いてあるけど、大体の人はそれができんから別の方法求めて本買うのよね。完全に術中にかかっている。やらなければはじまらない(ねこます名言集より
『みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」 』日経コンピュータ
読んでるけど序盤が延々とシステム統合の流れと基幹システムの歴史的経緯の話ダラダラ説明してるだけで超退屈。規模感的に大変なのは分かってるので、この調子で淡々と説明続けてるだけなら、読み物としても大して面白くなさそう。
読み終わったけど最後まで退屈。なんか求めてたやつと全然違った。
『メルカリ 希代のスタートアップ、野心と焦りと挑戦の5年間』と同じような読後感。おじさんは現場の生の声が聞きたいのよ。
『「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?』上村紀夫
自分は転職経験多いので、ある程度それぞれの立場の人の視点は持ってるけど「さて、どうする?」に対する明確な回答を持ち合わせていないので、どのような対応が考えられるのか気になって読んでる。
まだ読み始めだけどレビュー評価高そうなので、実際どんなもんか楽しみ。
半分くらい読んだ。
組織における離職の負の連鎖とかの話も出てくるので、個人の問題だけでなく人事や経営などの立場の人が読むべき本っぽい。辞める理由も個人毎にあるわけで、辞めること自体をすべて悪として認識してはいけない。
- 積極的離職:「働きがい」が低下、やりがいを求めてステップアップ系。評価基準の変更や昇給が頭打ちになるなど
- 消極的離職:「働きやすさ」の低下が原因。もうこの会社で働きたくないなど「現状からの回避」としての離職
- 離脱:「心身コンディション」の悪化によるメンタルダウンや身体疾患で、休職や退職せざるを得なくなる状況
もちろん対応も異なるので、適切な対処を検討していく必要がある。
マイナス感情の発生対象は大きく3要素に分けられる
- 心身コンディション
- 働きやすさ
- 働きがい
これらのバランスが崩れると離職やメンタルダウン、やる気の低下などの問題が起きる。周囲のマイナス感情にも影響を及ぼし、個人から組織へと伝染していく。
メンタルヘルス対策は順番が重要
- メンタル不調者対応
- メンタル不調者早期発見/早期対応
- メンタル不調者発生予防
読了。良書。
知見が不足してるので読む
『Linuxで動かしながら学ぶTCP/IPネットワーク入門』もみじあめ
若者たちが使うフロントエンド技術まったくわからないのでポチった
届いたので読み始めた
読了。微妙、、、
Chapter4で突然アジャイルとスクラムの話になる。
サンプルアプリ見て既存機能の把握と課題を探り、既存仕様に変更を加えることなく利用技術変更して、より開発しやすい環境・実装を実現していくという、わりとカジュアルにレベルの高いハンズオンをいきなりブチ込んで来る。
ひたすらパッケージインストール。何のためにそのパッケージを入れる必要があるか等の説明もなく、フロントエンド初心者向けとは思えない。
Chapter7はCI/CDの話。
Chapter8は解析とモニタリング。
Chapter9、チーム開発とWebへの貢献。またスクラムの話出てきて、OSSやWeb仕様策定の話を紹介して終わり。
「フロントエンド開発入門」と言いつつ、開発全般の話に触れている本。
内容としては悪くないのだが…おそらくこの本のタイトル見て買おうと思う人たちは、Web画面作成のことを知りたくて手に取るものと思われる。
そういう意味では若干タイトル詐欺感ある。
『プロジェクト実行ガイド大全』ザッと目を通した。
プロジェクトマネジメントにおける工程管理や必要ドキュメント等について、きめ細やかに網羅されている。所属企業やクライアントによってプロジェクトの進め方や書類の粒度等は異なってくるため、なかなか書かれている通りにはいかないだろうけど、PMの作業指針として大変有用性のある情報がまとまっている。
手元に置いておきたい一冊。
Kindle Unlimited対象なので読んでる。
『Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学』
iPodから始まったAppleのコンシューマー向け製品を体現する「i」のネーミングマジパネェ。
DELLとかの製品ラインナップのネーミングとの比較は納得せざるを得ない
面白いけどずっと広告屋さんのジョブズ思い出話なので、人によっては退屈かも。
年内の通勤時間には読み終わりそう。
読み終わった。まぁまぁ。
Appleというかジョブズの「シンプルの哲学」を知るには良い本だと思う。
最後の方でインテル、IBM、HP、マイクロソフト関連のエピソードも出てくるので、そのあたりの歴史把握するのにも役立つ。それぞれのボリューム薄いのでほんとに触りだけだけど。
読んでる
『More Effective Agile “ソフトウェアリーダー”になるための28の道標』
読了。良本。
面白そうなのでポチった。印象よく断っていきたいよなぁ?
『なぜか印象がよくなるすごい断り方』
いまPMやってて色んな人に頼みごとし続ける人生なので知見得るためにポチった。
『人に頼む技術コロンビア大学の嫌な顔されずに人を動かす科学』
読了。微妙だった。
第2版出てたのに買い忘れてたので買った
『達人プログラマー(第2版): 熟達に向けたあなたの旅』
オンラインでのコミュニケーション
電子メールやソーシャルメディアへの投稿、ブログなどの文書コミュニケーションに関するtips
- [送信] ボタンを押す前に精読する
- スペルチェッカーにかけ、自動修正機能でおかしな修正がないかチェックする
- フォーマットは簡潔で明確なものに
- 引用は最小限に。100行もの自身のメールを引用され「賛成です」と1行添えられて喜ぶ人は居ない
- 人を非難したり煽ったりするのは後々自分に返ってくるのでやめよう。面と向かって言わないようなことをオンラインで表現してはいけない
- 送信前に宛先一覧を確認。電子メールで上司の悪口を書かないようにする
よい設計の本質
- よい設計は悪い設計よりも変更しやすい
- ETC原則「Easier To Change」(変更しやすくする)
- ETCはルールではなく価値である
- ETC原則に従ったコードを記述する上で、ポジティブな面が大きいか、ネガティブな面が大きいか、その双方かを考える
- ポジティブな面を強調し、ネガティブな面をなくすにはどういった手が打てるか?
DRY原則はコード以外にも適用される
- DRY原則「Don't Repeat Yourself(繰り返しを避けること)」はメンテナンスを容易にする唯一の方法
- コードの一部を変更する際に複数の場所を変更しようとしている?複数の異なるフォーマットを変更している?コードとドキュメント、データベースのスキーマを保持する構造を変更しなければならない?
- 再利用しやすいようにしておく
直行性
- 「直行性」とは独立性、結合性の低さを表す
- 関係のない者同士の影響を排除すること
- 直行性の高いシステムを構築すれば「生産性の向上」と「リスクの低減」という2つの大きなメリットを享受できる
- 直行性を考慮したアプローチによって再利用も促進される
- コードの密結合を最小化する、グローバル変数を避ける、類似機能を避ける
- 直行性はドキュメントにも適用できる
読了。言うまでもなく超良書。
手元において何度でも読み返したいやつ。これ系は物理本が最適。
SDGs入門したいので読む
『SDGsが生み出す未来のビジネス』
読んだ。SDGsの概要知るには良い本。ただし概要と簡単な事例紹介がメインなので、各事項の詳細を追いたければ別資料を漁るべき。これ一冊読めばすぐ取り組めるというものではないのであしからず。
ビジネスマンなので読む
『いかなる時代環境でも利益を出す仕組み』
読んでる
『スクラム実践者が知るべき97のこと』
17.ビジネス価値を真正面に据える
まで読んだ。
やはりプロジェクトマネジメントとプロダクトマネジメントの違いの共通理解がないと、スクラムの導入は難しいだろうなぁと再認識。
スクラムの話だけに限らず、ただ「決まりだから」と思考停止で推し進めてもメンバーは納得しない。対話を重ね、不満や疑問を解消した上で自己組織化したチームを作るのが本質。
単純にプロダクト開発だけに注力するのではなく、ビジネス価値の問題をスクラムチームの真正面に据える。これはプロダクトオーナーの最も重要な役割。
ステークホルダーから3つの質問に対する答えを得なければならない。
- ゴールは何か?
- そのゴールが重要なのはなぜか?
- ゴールを達成したかはどうやってわかるか?
状況は常に変わるので、ステークホルダーに適宜確認。スプリントプランニングを始めるたびに、ゴールとビジョンを説明する。
プロダクトバックログがビジネス価値にどう関係するか説明することで、チームの集中を促すことが大切。