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VPN接続のトラブルシューティング完全に理解した

2021/12/04に公開

VPN接続ができない

自宅のWindows PCから会社の社内ネットワークへVPN接続しようと試みた際、以下のようなエラーが表示されて接続できないマシンがありました。

VPNに接続できません
リモートコンピューターへの接続を確立できませんでした。この接続用にネットワーク設定の変更が必要である可能性があります。

リモートワークの増加により、今後同様の症状に悩まされる方がいるかもしれませんので、問題の切り分けを行うための手順をトラブルシューティングとしてまとめておきます。

基本的なことですが、まずは対象マシンのインターネット接続が問題ないか確認しましょう。
本記事が閲覧できていればとりあえず大丈夫です。

認証情報が誤っている場合は、その旨を示したエラーメッセージが表示されます。
VPN設定画面で選択＆入力する認証情報の内容を改めて確認しましょう。

もし可能であれば、同一ネットワーク内にある別のPCでVPN接続できるか確認してみましょう。

今回は手元のMacBook Proでは接続できていることが確認できたため、少なくともMacOSでは問題なさそうでした。

Windowsのみで発生しているのか、一時的にVPNサーバーが異常をきたしているのか、といった可能性を考慮し、他にVPN接続ができないメンバーが居ないか確認してみました。

今回は同一の症状に遭遇しているメンバーはおらず、自分の環境だけで発生していることがわかりました。

続いてネットワークアダプターのデバイスドライバの再インストールを試してみましょう。

① デバイスマネージャーを起動
② ネットワークアダプター項目の以下2つのデバイスを選択し、それぞれ右クリックして「デバイスのアンインストール」を実行

③ マシンを再起動したのち、VPN接続を試してみる

今回はこの方法で無事にVPN接続できるようになりました。

社内でこれまでに発生したVPN接続エラー情報をヒアリングしたところ、プロバイダやIPV6環境で問題が起きるケースもあるようでした。また、接続できるマシンをIPアドレスで制限している場合は、登録が漏れていないかなども確認してみると良いでしょう。

リモートワークで自宅から社内ネットワークへ繋ぐ際は、このようなトラブルへの対処法も整備しておく必要がありますね。

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