開発畑育ちがAWSの資格取得でつまずきまくった話
経緯
所属している会社がAWSの資格取得を応援するキャンペーンを打ち出していたことと、ネトゲの友人がインフラ畑育ち(10年超選手)で仕事の話の半分も理解できなくて悲しみを覚えていたことから、ぼちぼち取得するかということで始めた。
この記事を書いている時点ではまだ勉強中なため、ぼんやりとこれから勉強始めようかな~という人向けのプロローグとする。
取得できたらもっと具体的な勉強内容を書き連ねる予定。
追記
2023年5月に取れたけど激務で更新できていなかった・・・(残業45超続き、36は???)
なぜつまずいたのか
結論から言うと、インフラ知識が皆無なため問題の解説を見ても理解できずつまずきまくるから。
今回のターゲットとなるAWSソリューションアーキテクトの資格取得にあたって前提条件が下記となる。
- AWS実務経験1年以上
- インフラについての知識がある、また何かしらの経験がある
開発畑育ち(しかもぺーぺー)だとインフラに関わったり知識や実務経験はほとんどない。
さらに自分は趣味でサーバー立てて遊んでいるわけではないため、1からインフラの常識を叩き込む必要がある。
AWS特有のサービス云々を覚える以前の問題が山積みで、問題の解説を見たところで理解できないので、いちいちつまずいてしまう。
幸いにも、ネトゲの友人やインターネットの人たちがとても親切なので、理解できなかった単語や概念をわかりやすく解説してくれているし、だいぶグレーな問題集サイトもあるので困ることはなかった。
それでも1問につき10分~30分ほど理解するのに時間がかかるので、業後や週末の時間を当てても1日数問程度が限界だったりする。
(始めた当初は普通二輪教習も並行していた、我ながらアホである。)
教材は何を使っているのか
Udemyさん教材
こちら
定価は2400円くらいだが、ときどきセールで1600円とかそれくらいになっているので狙うのがオススメ。
個人的にシステムとUIがうんちなので、AWSサービスとは何たるやを知るきっかけに使うのがちょうど良いと感じた。
TechStockさん
[こちら]
(https://techstock.jp/)
有料会員(3ヶ月会員が4,980円と割と高い・・・)になると、執筆時点で7 * 167問を解くことができる。
間違えた問題をお気に入り登録して、後でまとめて挑戦できるのもグッド。
しかも1問解くごとに解説が選択肢の下に出てくるので、なんとかを熱いうちに打ちたい人には非常に効率良い。
ただし模擬試験がちょっとポンコツで、同じような問題が3問くらい出てくることがあるので何とかしてほしい。
#120以降が執筆時点の難易度アップした試験と近いとパイセンが言っていた気がする。
どういうやり方で勉強しているのか
教材内のセクションをすべてすっ飛ばして、模擬試験から着手している。
これは自分の性分に関わるところで、1つ1つのサービスを1からずらっと説明されても頭から抜けてしまう。
問題の解説を見たけど、よく分からないことを都度調べて理解していく形でやっている。
もうひとつ理由として、問題文は課題に対してAWSサービスをどう使って最適化するかが問われている形式になっているため、冒頭で1つ1つのサービスを説明されても関連付けが難しい。
(インフラ経験があったり、センスが抜群な人ならまだしも。)
勉強のツールは何を使っているか
Visual Studio Codeを使用して、マークダウン式に理解した内容をまとめている。
Vislal Studio Codeのインストールはこちら
PDFやHTMLに出力する拡張機能を導入して、紙にも出せるようにしている。
拡張機能と使用方法についての解説はこちら
紙に出すときにセンテンス毎になるよう、水平線を使うと改ページするCSSも導入している。
解説はこちら
余談だが、解説サイトにはどこのCSSをいじるかが書いていないが、下記のCSSに追加するとイケる。
C:\Users[自分のユーザー名].vscode\extensions\yzane.markdown-pdf-1.4.4\styles\markdown.css
勉強した内容はどんな風にまとめているか
試行錯誤中なのでキレイにまとまってはいないが、下記のようになっている。
- サービス○○(サービスの正式名称)について
- 概要、どういう機能があるかをざっくり記載する
- 細かな機能を箇条書きで記載する
- 問題文に記載されていた内容と解説を、ケースとして記載する
- もし問題文にキーワードがあれば、それらも記載する
- 一部、ネトゲの友人解説と自己解釈の独り言
- わかりやすい解説サイトがあればURLも貼っておく
といった具合でまとめていた。
ネトゲの友人曰く、全部を丸暗記するのはよほどセンスがあるかプロフェッショナルでもない限り無理だから
- 提供されているサービスが何に使用されているか
- ある程度の特徴(Deep Archiveなどが付けば低コストで長期間保存)
くらいを覚えておく、らしい。
あとはインフラ知識で問題文に対しての解答を想像しているとのこと。
前述の通り、ぺーぺーの自分にはインフラ知識がほぼないので
何かにつけてモノに喩えたり、図解を見て理解を進めた。
結果
1回目(8月):不合格
2回目(2月):不合格
3回目(5月):合格
でした。
おわりに
開発畑のぺーぺーがどこまでいけるかを試して、結果どうなったかをまとめるため、本記事を作成した。
資格を取得したからと言って、すぐにAWSを使う現場に行けるわけではないし
せっかく勉強しても実際に使わないと忘れていくので
ぶっちゃけあまり意味はないんじゃないかという感想は抱いたが、
インフラ触ったことがない開発畑の人も、一緒に挑戦してみてほしい。
Discussion