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【レポート】Japan IT Week2024【秋】に行きました!

2024/12/27に公開

はじめに

本投稿は、2024/10/23~25に幕張メッセにて開催された「Japan IT Week」に初めて参加した感想や気付きについてまとめております。

展示会というもの自体が初めてだったため、展示会ってどんなものなのか会場の様子や気付き等について備忘録も兼ねてこちらに残しておきます。
今後展示会に参加される方や検討中の方の参考になっていましたら大変嬉しいです。

今回の参加目的

自身が事業会社でITエンジニアとして働いていて、社内DX化や社内業務の改善目線でソリューションを探したり、流行りや最先端技術についての情報収集を目的に参加しました。

時代はやはり”AI”

全体的に見た展示ブースの特色としては、やはりどの企業も「生成AI」を駆使したソリューションの提供を行っており、ブースの各所から”AI”の言葉が飛び交っていました。
様々な業種・業界のツールが展示されていましたが、どんなツールにも「AIを用いた」と製品説明されているものばかりで、AI無くては何もできなくなってしまう…という時代になってくるのかもしれません。

Japan IT Weekとは?

そもそも、「Japan IT Week」とはなにか。

公式サイトでは以下のように表現されていました。

Japan IT Weekは、「ソフトウェア&アプリ開発 展」「IoT・エッジコンピューティング EXPO」「情報セキュリティ EXPO」「データセンター EXPO」の4つの展示会で構成されている、日本最大のシステム開発・保守・運用に関する展示会です。
ソフトウェア・アプリ開発、IoT、組込み・エッジコンピューティングなどの最新技術が企業や産業に変革をもたらす中、これらの製品・サービスを有する企業が一堂に集結し、3日間のビジネスマッチングが行われます。また、「システム開発」「サイバーセキュリティ」などの無料カンファレンス、出展社によるセミナーなどを通して、最新情報やトレンドを収集できる機会を創出し、日本のIT業界の発展と社会課題の解決に貢献しています。

RX Japan株式会社 様が主催するイベントの一つで、日本最大のIT・DX総合展です。
春展、秋展だけでなく、関西展、名古屋展と年間4回にわけて開催されるみたいです。

またJapan IT Weekだけでなく、以下の展示会も同時に開催されております。

  • Japan DX Week
  • 営業・デジタルマーケティング Week
  • EC・店舗 Week

それぞれの展示会はいくつかのEXPO(各分野毎のブース出展)で構成されており、あらゆるITに関する情報がつまった展示会でした。
 例)ソフトウェア&アプリ開発、AI・業務自動化、社内業務DX、営業DX、次世代EC&店舗等

展示ブースでは、韓国や中国など海外からの出展企業もあり日本だけでなく、世界規模でのビジネスマッチングが行われていました。

また、展示物だけでなく各所でカンファレンス会場が設けられており各業界の専門家達の講演を聞くことができました。

展示会について

展示会場前

秋展の開催場所である 幕張メッセ は、東京駅⇔海浜幕張駅のJR京葉線で一本でいけました。
駅からも徒歩5分でつく会場で、当日朝は展示会出展者と参加者のたくさんの人が幕張メッセに向かって歩いていました。

会場に入ってすぐに大きな弾幕でお迎え、奥で入場バッジの発行など行っていました。
入場バッチは、本人確認だけでなくブースの企業様との連絡先交換にも使える優れモノでした。
会場前
※入場バッジ(QRコード)は事前に印刷しておくと良いです!タイミングによってはバッジ発行に少し列になるかも…

バッジ発行後は、いざ入場!

会場内

幕張メッセはかなり広く、展示ホールが横に長くなっており各EXPO毎に入口が異なっていました。
中に入ればすべてつながっているのですが、みたいブースがある場合は適切な入口から入ったほうが良さそう!
▼今回の会場図▼
会場図2024秋

正直、入場してすぐは会場が広すぎてビックリしました!!!
会場内

写真の部分だけで3分の1程の大きさなのですが、一日かけても周りきれなさそう…って思ってました笑

各展示ブース

”IT”の展示会というだけあって、ソフトウェアだけでなくデジタル機器を扱う会社さんも多数出展されており、新しいもの好きな自分としては心踊るような会場でした!笑

各展示ブースは、大小様々な大きさの区画で区切られておりEXPOの中でも、パビリオンのように更に区画わけされたゾーンもあったりと周りやすさも考慮されているように思いました。

ブースの途中には休憩や飲食スペース、テレワークラウンジなども用意されており
仕事合間の営業担当?の方や出展者の方がオンラインミーティングに活用されていました。(みなさんお忙しいようで…笑)

話によると、年々出展する企業さんの数が減っておりこのような空きスペースが広くなっているのだとかなんとか…。
スペースの有効活用はとても良いですが、どこか寂しい気持ちになりますね…。

ブース前

各企業さん呼び込みを工夫されており、どこを通っても活気が溢れていました!

どのブースも大体はお揃いのTシャツやポロシャツを着て出展されており、ブース手前にはプラカードやパンフレット、ノベルティを持った呼び込みの方がいて道行く人すべてに声掛けをして回ってるのでは?というくらい熱心な呼び込みが多かったです!

このノベルティですが、気を付けてくださいね!
自分の見たいブースでなくても、前の人のノベルティを受け取ってしまうと「入場バッチ」の読み取りを求められます!(別に悪いことではないですが笑)
入場バッチは連絡先の交換にも利用されているので、ノベルティに釣られてしまうと覚えのないところからも連絡がきます!

ちなみにノベルティは各社様々なものがあり、手渡されるとつい受け取ってしまいそうになるものもありました笑
例)ペン、ノート、飲料(水、ジュース、お茶等)、お菓子、ハンカチ、ホットアイマスク、足のむくみ取りシート、etc...
(ノベルティの施策考えるにはとても学びになるかもしれませんね笑)

もちろん気になるブースには足を止めてしっかりと説明を聞いてきました。

ブース内では

ブースの呼び込みの方を抜けると、展示しているシステムやハード製品の説明を担当する営業担当や技術担当のエンジニアがいてパンフレット等ではわからないことなど詳しいお話を聞くことができます!

実際にデモ画面や製品を動かしながらの説明は自身が課題に感じている業務内容に落とし込みながら見ることができて、「このパターンで操作できますか?」や「こういった課題はどうしてますか?」の実際の業務課題を解決するための質問がしやすいため、課題解決のための情報収集にはピッタリなんじゃないかと思います!

また、実際に開発を担当しているエンジニアの苦労話などもあり、どの企業さんも同じ課題感を持ってたりするんだなーと気付きもありました笑

情報収集の目的で参加していたので、自分の思った以上の情報を得ることができ実際に製品比較するにはもってこいの機会かもしれません!

気になったブース

以下は今回お話を伺ったブースでも、個人的に気になったブースをいくつかご紹介いたします。

  • ジーニアルAI
    Excel入力をAIでサポートしてくれるアドオン型のツール!
    手頃な価格帯で導入が可能でPDFデータから読み込み瞬時に文字起こしてExcelに出力はとても魅力的でした。
    ペーパレス化を進めるうえでは導入しやすくかなり効果的なツールかもしれません。

  • fisica
    韓国のパビリオンで見つけましたが、まだできたてホヤホヤのツール?でプロスポーツチームやジムなどで利用できるツールだと教えてもらいましたが、会社の福利厚生として導入するのもありなのでは?と考えさせられるツールでした!
    社員の健康管理のためのツールとして利用するのもおもしろそう!笑

  • AeyeScan
    AIを用いた巡回と診断を行ったり、WEBサイトを自動スキャンで画面遷移図まで簡単に作成したりと優れものでした。
    システムを内製化している当社では、セキュリティ内製化の可能性もありなのかもと気になるツールでした。

  • ジョーシス
    会社のIT資産だけでなくSaaSの利用状況の管理もできる優れモノ
    会社が大きくなり対応コストが増えていると課題に感じているところなので説明を聞いてとても刺さりました。入退社に関わる業務負担の軽減するには是非検討したいツールの一つです。

  • Findy
    自身が採用担当の業務も行っていることから気になりました。
    AIによるスキル判定やエンジニア組織のパフォーマンスの可視化でエンジニアの生産性向上のサポートツールなどもあり、これからチームが大きくなった際には必要になるかもと思わせるいいものでした。

以上、まだまだまとめたいソリューションはありますがありすぎて書ききれないのでこの辺にしておきます。

まとめ

初めてのIT展示会は正直とっても疲れました!笑

会場の雰囲気やブースの周り方から学びあり、いろんなブースで最新技術や豊富なITツールに実際に触れる機会となり、是非とも導入検討したいものたくさんありました!

また技術面では、実際に当社で導入しているものや、社内で開発して利用している仕組みもあったりと自分たちが普段行っている業務が時代の流れにもしっかりとついていけているということを改めて感じることができました。

社内の業務改善の観点で見て回っていましたが、視点を変えれば福利厚生や会社の取り組みとしての導入できる技術もあるなと学びがありました。

今後も積極的に参加したいイベントの一つになりました!

反省点として

事前の下調べが足りておらず一日かけて会場全体を回ってみることになり”かなり非効率な”周り方をしてしまっていたのではという点ですね…。

ノベルティにも注意が必要です!笑
色々と手を出しそうになったりと、展示会初心者がでてしまったかもしれません笑

ユニフォームネクスト株式会社

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