Google Workspace（旧G Suite）にSPF、DKIM、DMARCを設定する

Gmail introduces new requirements to fight spam
2024年2月よりGmailのスパム判定が厳しくなるため、Google Workspace（旧G Suite）にSPF、DKIM、DMARCを対応しました。その際にやったことをまとめます。

SPF

SPF レコードを定義する: 基本設定 - Google Workspace 管理者 ヘルプ

example.com TXT v=spf1 include:_spf.google.com ~all

をDNSにTXTレコードとして追加する。

DKIM

ドメインで DKIM を有効にする - Google Workspace 管理者 ヘルプ

google._domainkey.example.com TXT v=DKIM1; k=rsa; p=******************************

をDNSにTXTレコードを追加する。

AWS route53にDKIMのTXTレコードを追加するとCharacterStringTooLongエラーになったので解決した
route53にTXTレコードを追加すると長すぎてエラーになるので、これを参考にしてください。

DMARC

DMARC レコードの追加 - Google Workspace 管理者 ヘルプ
DMARCとは？ | SendGridブログ

_dmarc.example.com TXT "v=DMARC1;p=none;rua=mailto:[e-mail];ruf=mailto:[e-mail];rf=afrf;pct=100"

をDNSにTXTレコードとして追加する。

確認する

DNSを確認

$ dig example.com TXT
$ dig google._domainkey.example.com TXT
$ dig _dmarc.example.com TXT

digコマンドで確認する

メールボックスを確認

SPF に関する問題のトラブルシューティング - Google Workspace 管理者 ヘルプ

個人で @gmail.com のアドレスを持っていれば実際にメールを送って確認ができる。

受信したメールのメッセージのソースを表示する。
SPF、DKIM、DMARCが'PASS'になっていることを確認する。