コレからのキャリアを考えるためにコレまでをふりかえる
この記事は ふりかえり(表) Advent Calendar 2023 の 10日目の記事です。
この記事について
私は最近、次に何をやるのか考えるとき、次に進む方向を考えるときにふりかえりを行うようにしています。
この記事では、絶賛、転職活動中の私がこれからのキャリアを考えるために行ったふりかえりについてお話します。
印象深い出来事をふりかえる
ふりかえりを行うとき、私は"強い感情"を大切にしています。
これは、ポジティブな感情も、ネガティブ感情も両方です。
感情が大きく揺さぶられるものは、自分の中の価値観や優先順位を表していると私は考えているからです。
自分の価値観やその時に発揮された自分の強みを発見するために、印象深い出来事をふりかえってみました。
自分史
これは、印象的な出来事を時系列に並べて縦軸で感情を表現する、テレビでもよく見るアレです。
結果をふりかえる
自分史を作成した後、私は次の3つの観点で整理しました。
- 外側に近い付箋にはどのような内容を書いたのか、どうして心が強く動いたのか。
- 印象に残っている出来事の共通点はあるか。
- 出来事と出来事を結んでいる線が右肩上がりの個所で自分の強みがないか。
仕事に対する価値観をふりかえる
仕事に対する価値観をふりかえることは、キャリアの成長と満足度に不可欠だと考えています。
仕事における重要な要素を明確にすることで、自分に合った環境、自分に合った役割を見つける手助けになると思い、診断テストのようなものを利用してふりかえってみました。
価値観検査(jobtag)
こちらは、60個の質問に答えることで自分の価値観の傾向を知ることができます。
jobtagという厚生労働省が運営するサイトで誰でも受けることができます。
ワークバリューカード
こちらは、50枚くらいのカードの中から重要だと考える価値観のTOP3,TOP10を選ぶというモノです。
会社で受けたのキャリア支援研修の中のワークですが、一応ネット販売もされているみたいです。
- 仕事と自分が大切にしていることが一致している。
- 自分を偽らないでいられる。自分らしくいられる。
- 人から感謝される仕事に携わる。
- 誰かを援助する仕事に携わる。
- 目的や目標がはっきりしている仕事に携わる。
- 達成感を感じる・味わえる仕事に携わる。
- 刺激し合える関係。
- 同僚や職場との調和を感じられる。
- お互いの自律性・自主性を大切にする。
- 仕事を通じて学べる仕事に携わる。
結果をふりかえる
結果を受けて、私は次の2点で整理しました。
- 今の自分、今の環境と一致しているか。
- 特徴を後押しするエピソードがあるか、自分史で取り上げたエピソードに入っているか。
関わってきた人をふりかえる
私の仕事は個人個人で作業を行うのではなく、チームで働くことが大半です。
誰かと一緒に働いていると、自分と合う人・合わない人、尊敬できる部分・モヤっとする部分は日頃感じていると思います。
それらを整理することで、自分のなりたい人物像をふりかえってみました。
ありたい姿・ありたくない姿
こちらは、関わってきた人の好きな部分・尊敬できる部分をありたい姿として書き出し、その姿と自分のギャップを見るものです。
また、ありたい姿とは反対で、関わってきた人のモヤっとした部分をありたくない姿として書き出し、自分と一致しないかを見るもの面白いかもしれません。
結果をふりかえる
結果を受けて、私は次の3点で整理しました。
- カイゼンする価値が高そうなギャップはどれか。
- 将来的にギャップを埋めることを考えた場合に、今の立場で実現可能か。
- それぞれのギャップはいつごろまでに埋めたいか。
- 無理をしすぎない最初の1歩とするアクションはなにか。
コレからを考える
今回は紹介しませんでしたが、他にも次のようなことも実施しました。
- 振られたタスク以外に自分が力を入れたこと、開催した社内勉強会やアウトプットの整理
- SaaSのカオスマップを利用して、事業の観点で興味ある・なしを整理
- 基礎力と専門的なスキルの棚卸
- 社内の人との 1on1 MTG
最後に、1年後・3年後・5年後・10年後にどうなっていたいのかを考えてみました。
その結果、私の場合は今の環境のままでは実現が難しいと考え、転職活動を始めることになりました。
まだ、これから1社目の1次面接を受ける段階なので、ふりかえりの効果に対する説得力はないですが...
ただ、自分の価値観が明確になったことで、WILLに関しては自分の言葉で話せる気がします。
おわりに
ご覧いただきありがとうございました!
この記事が誰かのふりかえりを行うきっかけになったり、1人のキャリア自律に繋がれば幸いです。
明日以降も、ふりかえり(表) Advent Calendar 2023 は続きますので、是非他の方の記事も読んでみてください!
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