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FFS理論を読んで気持ちが楽になった話

2022/07/18に公開

FFS理論とは

FFS理論というストレス要因をもとに人の持つ特性を5つに分類したもので、この理論から自身の強みを再認識して勇気をもらったので共有したいと思います。

http://human-logic.jp/about/

FFS理論の5つの特性については公式の8分の特性の概要動画を見ていただくと全体がわかると思います。

FFS理論はそれぞれの特性でストレスの原因であるストレッサーが定義されており、ストレスをもとにした分類であるため自分がどれに当てはまるか認識しやすいです。就活でよくある自己分析のアンケートは、自分の精神状態やその時のモチベーションの高さ、自分のありたい姿を考えて回答してしまい、その時その時でムラがでてしまいがちでした。しかしFFS理論はストレスから分類できるため、それぞれのストレッサーに自分がストレスを感じるかどうかで判断できるためムラが少なく、自分を当てはめやすい思いました。

人が自分と同じことでストレスを感じているわけではない

私は5つの特性の中で保全性を最も強く持っていると感じました。
保全性は計画的に物事を行う為に準備を怠らず、日々のタスクを仕組み化することを好む特性です。この趣向の裏返しとして、先行きがわからず明確な指針が見えないことや、急な変更に強いストレスを感じます。

この理論から学んだことの一つは皆が自分と同じことでストレスを感じているわけではないということです。

例えば、大学時代にサークル内の20人ほどのグループのリーダーをしたときに、そのメンバーで楽しむための日帰り旅行を企画しました。大人数で楽しめ、雨の日でも晴れの日でも楽しめ、低価格に抑えられるように努力しました。プライベートの旅行の立案ですが、10時間以上はかけてプランを考えました。

しかし旅行当日、同じ年の発言力の強いメンバーが「その方面に行くならここに行こうよ」と急に言い出し、私は急な変更にストレスを感じ、かなり腹が立ちました。自分が時間をかけて、メンバーがどうしたら楽しめるかと考えたプランをこうも簡単に覆そうとするのかと。結局要求を飲まず、頑固に私の考えたプランに通したのですが、その晩にかなり愚痴を言われたものです。

私としてはみんなで楽しめるように長時間試行錯誤したプランの方が楽しめるに決まっている、一人の思いつきで急な変更なんてあり得ないと考えていましたが、そのメンバーからしたら自分も旅行に貢献しようと案を出してくれたに過ぎません。持っている特性が異なるのですから、私が準備好きでプラン立案にかなり時間をかけたことや、急な変更にそこまでストレスを感じることを想像できなくても無理ありません。おそらく同期はFFS理論でいう、未知なことでも準備なしに実行できてしまう拡散性を持っているキャラでした。

ストレスの要因は人それぞれ大きく異なるので、相手が自分の嫌と感じることをしてきても、相手はそのことにストレスを感じないのだから、わからなくてもしょうがないと納得できるようになりました。

同じ手段で成果を出す必要はない

もう一つFFS理論から学んだことは人と同じ手段で成果を出す必要はなく自分の得意な手段で実施すればいいということです。

私は大勢の人の前で話す場合、ある程度のクオリティに仕上げないと緊張して全く話せなくなってしまう弱みがあります。発表の場合、スライドを作成して話す流れを何度かシミュレーションして、メモに話す流れを記述しておかないと、落ち着いて発表することができませんでした。

しかし研究室の同期にはスライドだけ作って、進捗報告の発表を本番中に内容を考えながら話すことができる強者がいました。私は自分の方法の効率が悪いと考え、実際の研究に時間を使い、彼の真似をして準備少なめで発表に挑みましたが、言葉に詰まりまくり炎上する質疑応答となってしまいました。

その後は渋々効率は悪いと認識はしつつも、きちんと準備をして発表に挑んでいました。慣れで準備を行う効率はどんどん上がっていきましたが、スライド作りだけの発表準備はあり得ませんでした。

そこで自分はFFS理論の保全性が強いと認識し、自分の能力的に準備少なく本番の発表に挑めないのではなく、特性として準備しないとストレスに感じてしまうんだとわかり、気持ちがとても楽になりました。

逆に本番で強い彼はしっかり準備するモチベーションが低く、学会などのクオリティが求められる発表には普段以上のエネルギーと使って発表資料作成と発表準備をする必要があります。

普段準備をしている私としては、特に特別なことはなく普段の準備をより丁寧に抜けなく漏れなく行い、準備の時間を増やすだけでさほどストレスなく準備することができます。

要は成果を出すやり方は自分の得意なやり方で行えばよく、見栄えのいい他の人の手段を真似する必要がないことがわかりました。自分の得意な手段でアプローチすればいいんです。私の場合はそれが準備でした。

私と同じように保全性が強く、効率の悪い方法をしてしまっていると悩んでいる方や、他の人の手段を苦労して身につけようとしている方の手助けになれば幸いです。

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