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ローカル環境の動作確認にシードデータでなくe2eテストを活用しよう
はじめに
ローカル開発環境でのデータ管理方法として、e2eテストで作成したデータの活用を始めました。シードデータの準備に比べ、この方法がもたらす多くのメリットをここで紹介します。
シードデータの管理コストの問題
通常、ローカル環境でのフロントエンドの動作確認には、ダミーデータの準備が必要です。しかし、ダミーデータ作成用スクリプトを使用することには以下のようなデメリットがあります。
- シードデータ作成に余分な工数が必要
- ユーザーデータなど複雑なデータの管理・作成コストが高い
Railsのseed.rbを使用してシードデータを管理した経験がありますが、上記の理由から、シードデータは徐々に管理されなくなっていました。
e2eテストのデータをローカル環境で活用する
シードデータの管理問題は、e2eテストで作成されたデータをローカル環境で使用することで解決できます。
- シードデータの管理コストが削減されます
- APIの実装が完了すると同時に、開発完了時のデータも準備されます
- 多様なテストケースを考慮したデータが自然と作成されます
- データは継続的にメンテナンスされます
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