AWS DevOps Engineer Professionalを取得して感じた認定資格のメリット
概要
AWS DevOps Enginner Professionalを取得しました。
「この業界で資格取る意味ってあるのか?...」と考えて勉強するかどうか迷ったので改めてメリット・デメリットをまとめてみたいと思います。
結論
こんな感じの状態の人がProfessional資格の1個下のAssociate資格まで取るのがメリットが大きいんじゃないかなと思います
- AWSを本格的に触ったことがない
- これから使いたいと思っている
AWS認定資格取得のメリット
知識を網羅的に身につけられる
僕が資格取得の勉強を始めたときは、SQSとSNSの違いすらよくわかっていない状態でした。
こういう状態なら資格取得を手段として知識を網羅的に身につけるメリットはかなり大きいと思います
またAWSはサービスが多すぎてどのサービスがよく使われるものなのか?を整理するのが初学者の状態では大変でした。
認定試験を勉強する場合マイナーすぎるサービスは範囲外になっているので自然とメジャーなものだけを取捨選択して学習を進めることができました。
強制力になる
勉強を始めてもわかりやすい目標がないと、他の気になる技術を勉強し出したりしてなかなか長続きしません。
受験には3万円程度かかるので強制力となってかなり良かったです。
前日まではキャンセルできるのでとりあえず試験の日程を決めるのがおすすめです
転職の時有利に働く
僕はまだ転職活動したことないのでわかりませんが、こちらのブログエントリを見る感じだとProfessional資格であればそれなりに有利に働きそうです
勉強した結果がある程度わかりやすく金銭的なメリットと紐づいていることは学習モチベーションを保つ上でかなり重要でした
AWS認定資格学習のデメリット
認定資格取得の学習はトータルでメリットがはるかに多かったと思っていますが、こちらの学習に時間をかけることに対するデメリットも感じたのでまとめます。
手を動かさないと使える知識にならない
やはりテスト対策だけのために問題を解く→見直すを繰り返しても実際にAWS上にリソースを構築することはできません。
実際に手を動かしたり、理想的には業務で仕様しないと「使える」と言ったレベルにはならないと思います。
とはいえ、ハンズオンまで学習範囲に含めると時間が膨れ上がってしまうので、試験は試験として効率をひたすら追い求めて、重要だと思ったサービスのみをハンズオンするのがいいのかなと思います。
僕はSQS,SNS,API GW,Lambda,ALB,KinesisあたりはTerraformの勉強も兼ねて構築し、実際にハンズオンを行いました。
不要な知識の学習が必要
認定資格の範囲内に業務で自分が使う可能性がかなり低いAWSサービスが含まれていることがありました。
受験する認定資格を決める前に試験範囲を確認しておくことをオススメします。(それでも自分に必要ないサービスは含まれてしまうとは思いますが)
結論
以上のことを踏まえると、
- AWSを本格的に触ったことがない
- これから使いたいと思っている
という人が、Professional資格の1個下のAssociate資格まで取るのがメリットが大きいんじゃないかなと思います。
僕の場合はProfessional資格は自分にはまだ高度すぎる試験範囲だと感じましたが、Associateより評価高いんじゃないかという期待でProfessionalまで取得しました。
初学者が、AWSを学習したいという純粋な目的であればAssociate資格で十分だと感じました。
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