Open9
Sympy
主に量子計算・量子系・行列・ベクトル計算についてのメモです.
Jupyter Notebook上での利用を想定しています.
おまじない
-
sympy.init_printing()
を最初に実行しておくと表示が でrenderingされたものになる\LaTeX
sympy.init_printing(use_latex=True)
では?
変数宣言
- 変数の定義は, 簡単なものなら
from sympy.abc import J
の形でimportして使用可能 -
sympy.abc
には大文字と小文字の英語alphabetと小文字のGreek alphabet (alpha
など)がある(他にもあるかも) -
sympy.abc
にない変数は自分で定義する.- 書き方
X1 = sympy.symbols('X1')
-
symbols
の引数には 記法で書く.\LaTeX -
としてrenderingされる際に用いられる\LaTeX
-
- 複数変数を同時に定義できる
X1, X2 = sympy.symbols('X1 X2')
- 下付き文字なども
記法で使える\LaTeX X1 = sympy.symbols('X_1')
- 空白は複数変数と解釈されるので空白を使うときはエスケープする
deltat = sympy.symbols('\delta\ t')
- 書き方
t = sympy.Symbol('t', real=True)
線形代数(行列/vector)
import
from sympy.matrices import Matrix
初等演算
-
sympy.exp
は行列指数函数
虚数単位
- 虚数単位として
sympy.I
が用意されている - 組み込みの虚数単位
j
を使ってもよい;Y = Matrix([[0, -1j], [1j, 0]])
-
display(expr)
で数式として表示される( でrenderingされる,\LaTeX import
不要)