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[AWS] AWS CLI の history 機能
結構地味だけど意外と役に立つかもしれないと思ったので、メモ書きとして残します。
AWS CLI の history
の機能を使うことで、過去に実行したコマンドや実行結果をあとで参照することが出来ます。
AWS CLI の history とは
- AWS CLI の history オプションは、実行した AWS CLI コマンドやイベントの表示ができます。
- コマンドの実行履歴を証跡にしたい場合やトラブルシューティングを実施したい場合に効果的(かもしれない)
設定方法
まずは下記のコマンドで履歴機能を有効化します。
aws configure set cli_history enabled
上記のコマンドを実行すると、~/.aws/config
に cli_history = enabled
が追記されます。
これで設定は完了です。
ためしてみる
とりあえず適当に下記のコマンドを実行して、history
コマンドを実行してみる。
# とりあえず適当なコマンド実行
aws sts get-caller-identity
ec2 describe-regions
s3 ls
# コマンド実行履歴確認
aws history list
# 実行したコマンドのイベント確認
aws history show
結果としてはこんな感じです。
-
aws history list
-
aws history show
※一部抜粋
感想
- 単純に実行した履歴だけではなく、実行日時などが記録されるので作業証跡にもなりそう。
- ローカルでの実行記録なので Cloud Trail を見たほうが実行履歴としては正確である。
- CloudTrail に対応していない、またはそもそもローカルでエラーになるなどの場合は便利かも。
- 実行履歴だけではなく、コマンドのイベントを確認することで失敗時などはどこでエラーになっているかも明確になり、トラブルシューティングの質も向上しそう。
簡単ですが、以上です。
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