この本について
2020年5月に、Denoのv1.0がリリースされました。 それ以来、Denoは日本国内でも徐々に注目を集めているような印象を受けています。
しかし、Denoに関するノウハウはWeb上の様々な場所に分散していて、包括的に情報を提供しているドキュメントなどはなかなか見当たらないように感じていました。
その問題を解決するため、この本では、Denoをより有効に扱うための「依存関係の管理」や「パーミッションの取り扱い」などに関する様々なノウハウをまとめています。
この本を読めば、Denoを有効に活用するためのノウハウを一通り得られるということを目標にして書きました。
構成について
この本は、以下の構成に従って記述されています。
- 入門編
- スタイル
- モジュール
- テスト
- スクリプティング
- その他
- 付録
詳しくは目次ページを参照ください。
入門編
主にDenoの初学者向けに「そもそもDenoとは何か?」「何から始めたらいいの?」「どこの情報を参照すればいいの?」などの情報を提供することを目的としています。
ですので、すでにDenoについて知識や情報をお持ちの方は、この章はスキップしても問題ありません。
スタイル
コードを記述する際のスタイルについて解説します。
モジュール
サードパーティモジュールを取り扱う際の注意点や効果的なモジュールの管理方法などについて解説します。
スクリプティング
Denoをスクリプト言語として扱う上での注意点や効果的な使用方法などについて解説します。
その他
Denoでコードを記述する上での陥りがちな問題などについて解説します。
付録
この章では、Denoに関するノウハウというよりは、リファレンス的な情報を提供することを目的としています。
指摘事項について
もし誤字や脱字などの指摘事項がありましたら、お手数ですが以下のScrapより連絡をお願いいたします。