Ubuntu 使い始めてやったことメモ
Ubuntu を普段使いし始めた。
ずっとWindows/Macを使ってたこともあり、設定に苦戦しつつあるのでやったことをメモしておく
- PC: Thinkpad T14 gen4(AMD)
- OS: Ubuntu 24.04
Chromeのホイール操作が結構な頻度でカクついてたけどグラフィックアクセラレーションをoffにしたら改善した
絵文字の入力
絵文字の入力方法として
-
ctrl+;
などのショートカットキーを入力後、space押して絵文字を選択 - アクティビティ画面(Superキーで開くやつで絵文字を検索 + Enter + ペースト
- 「文字」アプリから検索してコピー・ペースト
などがあるが、なかなか慣れなかったので以下のブログの設定を実施。
IMEのローマ字テーブルに :something
を追加することで、:something
の入力が絵文字に解釈されるようになった🙌
補完がでてこないので多少の記憶力が必要ではあるが頻繁に使う絵文字がそんなにないので十分に体験が良い
サスペンドができない問題の解消
サスペンドにしてもすぐに解除されてしまう問題があった。
色々調べるとxhci周りが問題になっていそう。
各種USBデバイスは lsusb
コマンド
各種バスは /proc/bus/input/devices
などを見ることで、詳細な情報を確認でき、これらから、復帰トリガーとデバイスの関連を確認することができる
# ACPIに登録されている復帰トリガーを確認
cat /proc/acpi/wakeup | grep enable
以下でUSBバス経由の起動を無効化することで、サスペンドはできるようになった。
# 起動のトリガー対象から問題のあるものを無効化
sudo sh -c "echo XHC3 > /proc/acpi/wakeup"
が、これは一時的に有効になる設定で、再起動後は無効化される。
また、USBやキーボードからの復帰も合わせて無効化されてしまうので、これをできるようにしたい。
udevやsystemd-tmpfilesなどで対処ができそう。
以下のやり方だとデバイス毎に復帰トリガーを制御できる
$ grep . /sys/bus/usb/devices/*/power/wakeup | grep enabled
/sys/bus/usb/devices/5-1.3.2/power/wakeup:enabled
/sys/bus/usb/devices/6-1.3/power/wakeup:enabled
/sys/bus/usb/devices/7-1/power/wakeup:enabled
$ grep . /sys/bus/usb/devices/*/product
/sys/bus/usb/devices/5-1.3.2/product:USB Receiver
/sys/bus/usb/devices/6-1.3/product:USB 10/100/1000 LAN
/sys/bus/usb/devices/7-1/product:HHKB-Hybrid
...
# 問題があったマウスのUSBレシーバーの復帰トリガーを無効化
$ echo disabled | sudo tee /sys/bus/usb/devices/5-1.3.2/power/wakeup
参考
日本語のフォルダ名を英語にする
フォルダは英語のほうが入力がしやすいので
env LANGUAGE=C LC_MESSAGES=C xdg-user-dirs-gtk-update
mp4 などの動画ファイルを再生できるように
sudo apt install ubuntu-restricted-extras
再起動することで再生が可能になる
Wake on AC
自宅では外部電源、キーボード、ディスプレイを接続し、PCは閉じたまま利用するクラムシェルでの運用をやりたいのでそのための設定。
BIOSの「Power on with AC attached」を有効にすることで、閉じた状態のままACアダプタをつなぐだけで起動するようになった。
が、suspendからの復帰もさせたい。