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【Claude Maxユーザー必見】Roo CodeにClaude Codeが統合!

に公開

Roo Code 3.21.4でClaude Code Providerが登場

2025年6月23日、Roo Code 3.21.4がリリースされ、待望のClaude Code Providerが統合されました。この統合により、Claude MaxサブスクリプションユーザーはAPIキーなしで、VSCode内から直接Claudeの最新モデルを利用できるようになりました。

何が変わったのか?

従来の課題

これまでRoo CodeでClaudeを利用するには:

  • Anthropic APIキーの取得と設定が必要
  • 使用量に応じた従量課金(トークンベースの料金)
  • Claude Maxサブスクリプションとは別の支払い

新しいClaude Code Providerによる解決

Claude Code Providerの統合により:

  • Claude Maxサブスクリプションをそのまま活用:追加のAPI料金不要(これが嬉しい!)
  • ゼロ設定の簡単セットアップ:APIキーの管理が不要
  • 最新モデルへのアクセス:Claude Sonnet 4、Opus 4など
  • 高度な推論機能:Claudeの思考モードと推論能力をフルサポート

セットアップ方法

前提条件

  1. Claude CLIのインストール

    npm install -g @anthropic-ai/claude-code
    
  2. 認証の実行

    claude auth
    
  3. 動作確認

    claude --version
    

Roo Codeでの設定

  1. 初回セットアップ時

    拡張機能でRoo Codeを検索。同名アプリもあるので注意。


画像の項目に合わせて設定するだけ

  1. 既存ユーザーの場合

    Roo Codeの設定(歯車アイコン)を開く→API Providerで「Claude Code」を選択

主な特徴

1. コスト面のメリット(なんといってもこれ)

  • サブスクリプション料金のみ:APIの従量課金なし
  • 透明性の高いコスト表示:使用量をリアルタイムで確認
  • 予算管理が容易:月額固定料金で利用可能

2. 技術的な利点

  • 直接的なCLI統合:Web APIではなくCLIを使用
  • 最新機能への即座なアクセス:CLIに追加される新機能をすぐに利用
  • 高度な推論モード:Claudeの思考プロセスを可視化

3. 開発体験の向上

  • シームレスな統合:他のプロバイダーと同じ操作感
  • 設定の簡素化:複雑なAPI設定が不要
  • 安定した接続:CLIベースの堅牢な通信

利用可能なモデル

Claude Code Providerでは以下のモデルが利用可能です:

  • Claude Sonnet 4(最新、推奨)
  • Claude Opus 4(最も高性能)
  • Claude 3.7 Sonnet
  • Claude 3.5 Sonnet
  • Claude 3.5 Haiku(高速レスポンス)

※利用可能なモデルはClaude Maxサブスクリプションのプランによって異なります

トラブルシューティング

"Claude Code process exited with error"エラーの場合

  1. Claude CLIが正しくインストールされているか確認

    claude --version
    
  2. 認証を再実行

    claude auth
    
  3. 選択したモデルがサブスクリプションに含まれているか確認

カスタムパスの設定

Claude CLIを標準以外の場所にインストールした場合:

  • Windows: C:\\tools\\claude\\claude.exe
  • macOS/Linux: /usr/local/bin/claude または ~/bin/claude

Roo Codeの設定で「Claude Code Path」に完全なパスを指定してください。

まとめと今後の展望

以前からRoo Code使って見たいと思ってましたが、APIキーの管理や従量課金が億劫で使用を避けていました。
導入も一瞬だったので、これからRoo Codeも介入の余地がないか検討してみたいと思います!

参考リンク

うぐいすソリューションズTechBlog

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