今週の生成AIニュース(9/1 ~ 9/7)
はじめに
今週の生成AI系ニュースのうち、自分が面白いと思ったものを厳選してまとめました。
1週間以上前のニュースが含まれる場合もあるので、あらかじめご了承ください。
1. ChatGPTにブランチ機能が追加
ChatGPTに会話中にチャットを分岐できる「ブランチ機能」が追加されました。

一見地味な機能にも見えますが、
- メインの話題から脱線したくはないけど、会話で出てきたちょっとしたことについて質問したい
- 質問しすぎて会話が長くなってきた場合に、コンテキスト増加により回答の精度が悪くなる
みたいなケースを解決・改善できるようになりました。
2. Googleの画像生成AI Nano Banana 精度が高いと話題に
Google から画像生成AI 「Nano Banana」がリリースされ、プロンプトからの画像生成もさることながら、自然言語からフォトショップのような画像編集を行う能力が高いと評価を受けています。
具体的には以下の処理などが挙げられます。
-
2枚の写真を自然に合成


-
画像内の一部を自然に消去
-
画像内の一部を別のものに置き換える
参考:
Nano Banana は元々、「GenAI-Arena」という、幾つかの画像生成AIを比較させて、その精度で勝敗をつけるというサービスの中で精度が高いと話題になっていたのですが、開発元が明かされておらず、今回のリリースによって正式にGoogleのサービスであることが明らかになりました。
GeminiやNotebook LMなどから無料で利用することができます。
試したところ、無料だと1日に作成できる上限は15 ~ 20枚ほどでした。
3. (おまけ)Open AI, 競合GoogleからTPUの購入を決定(6/27)
(少し古いニュースになりますが、個人的に面白いと思ったのでピックアップしました。)
TPUとは、Googleが開発したAIの学習に特化した処理装置で、行列や多次元配列の計算に優れています。
CPUやGPUとの違いはざっくり説明すると以下。
- CPU:
- 用途: 一般的なアプリやOSに利用される
- 主な開発企業: Intel
- GPU:
- 用途: 並列処理に特化。AIの学習にも活用できる
- 主な開発企業: NVIDIA
- TPU:
- 用途: AIの学習に特化
- 主な開発企業: Google(のみ)
元々Open AIはNVIDIAからGPUを購入していましたが、NVIDIAの高性能GPUは競合と呼べる企業が少なく、半ば独占状態なので価格も非常に高いため、コスト削減を狙うために競合とはいえGoogleからの購入に踏み切ったのではないかと見られます。
Googleも自身の利益を守るため、最新のTPUは自分達で利用し、型落ちのTPUを提供しているようです。
自身の利益も守りつつ、開発したTPUからも利益を上げていきたいという狙いだと思われます。
この件についてAIのスペシャリストでもある安野貴博さんが分かりやすく説明していたので参考になるかと思います。
参考:
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