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TypeScript での関数、Map、および Set について
はじめに
インフラエンジニアの私がAWS CDKの為の勉強の為の備忘録です。関数、Map、および Set について勉強しました。
TypeScript での関数、Map、および Set について
TypeScript は JavaScript の強化版とも言える言語で、型の概念を追加することで、より安全で予測可能なコードを書くことができます。関数、Map、および Set の基本的な使用方法について、勉強しました。
1. 関数 (Function)
TypeScript での関数は、JavaScript の関数と非常に似ていますが、引数や返り値に型を指定できる点が特徴です。
例:
function greet(name: string): string {
return "Hello, " + name + "!";
}
let greeting = greet("Alice");
console.log(greeting); // Hello, Alice!
この例では、greet
関数は文字列型の name
引数を受け取り、文字列を返すことを明示しています。
2. Map
Map
はキーと値のペアを保存するためのコレクションです。TypeScript では、Map のキーと値の型を指定できます。
例:
let employees: Map<string, number> = new Map();
employees.set("Alice", 101);
employees.set("Bob", 102);
console.log(employees.get("Alice")); // 101
console.log(employees.has("Charlie")); // false
この例では、employees
は文字列のキーと数値の値を持つ Map として定義されています。
3. Set
Set
はユニークな値のコレクションで、重複する値を持たないことが特徴です。TypeScript では、Set に格納する要素の型を指定できます。
例:
let fruits: Set<string> = new Set();
fruits.add("apple");
fruits.add("banana");
fruits.add("apple"); // 重複しているので追加されません
console.log(fruits.has("apple")); // true
console.log(fruits.size); // 2
この例では、fruits
は文字列の要素を持つ Set として定義されています。
まとめ
- 関数: TypeScript での関数は、引数や返り値に型を指定することで、エラーを早期にキャッチできます。
- Map: キーと値のペアを保存するコレクションです。キーと値の型を指定できます。
- Set: 重複する値を持たないユニークな値のコレクションです。要素の型を指定できます。
ブラウザで検証可能
TypeScript: JavaScript With Syntax For Types.
参考
実践 AWS CDK - TypeScript でインフラもアプリも! - Silverworks - BOOTH
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