2024年絶対に読む技術書10選
あけましておめでとうございます!uenikiです。2024年が始まってしまいました。
2023年は、技術書は12、3冊しか読めませんでしたが、毎年大体15冊〜20数冊程度で安定しているようです。(マネジメント系の本を含めるともう少し増えますが、ここではピュアに技術寄りの本のみ対象とします。)
ということは、2024年も10冊は読めるということですし、すでに発売している(発売を予定している)本でもそれぐらいの数はあるだろうということで、雑に10冊を選んでみたいと思います。この企画としては、すでに読んだことある本を再度読み通すのも1冊とカウントすることとします。辞書的に必要な箇所だけ読むのは1冊とはカウントしません。
そして、必ずこの10冊は読むことします。
10選のご紹介
[試して理解]Linuxのしくみ ―実験と図解で学ぶOS、仮想マシン、コンテナの基礎知識【増補改訂版】
いわずもがなの名著の増補改訂版。もちろん改定される前の版も読みましたが、図も見やすくなって再登場したので、発売後すぐに買いました。何度呼んでも学びが深い(忘れているだけ?)ので、また読みたいと思います。
2023年の学習を通じて、2024年は再度OSをきちんと理解することを誓ったので、きちんと復習したいと思います。
なっとく!関数型プログラミング
2023年の振り返りでも紹介した本書。演習も含めて再度解き直してみたいと思います。こういう語り口調の本は好きだしワクワクするんですが、いかんせん構造化されているわけではないし、辞書的に読み直しづらいので、記憶に定着し辛いんですよね、、、
何度も読みたい本なので、2024年も読みます。
Rustの練習帳 ―コマンドラインツールの作成を通してRustを学ぶ
こちらはまだ発売されていない本。Rustの重要な概念を取り上げ、関連するコマンドラインツールを作成するということです。楽しみ。
Rustで作るGAME BOYエミュレータ
2023年秋の技術書典15で販売されていた。RustでGAME BOYエミュレータを作れる本。技術書典では評判が良かったみたいなので読んでみる。
インタプリタの作り方 -言語設計/開発の基本と2つの方式による実装-
発売からずっと読んでみたかった本。その名の通りインタプリタを実装するという内容になっています。Rustを学び始めてから言語開発にも興味を持ったので、是非読みたいと思ってました。
ただ、ページ数が800ページ超えと、もはや鈍器。まとまった時間がないと読めないので、躊躇していましたが、年始に目標を立てるとなんとかなるものなので、何とかしてみます。
すごいHaskellたのしく学ぼう!
一休CTOの伊藤直也(@naoya_ito)さんの下記の記事を読んで学んでみたくなりました。
2023年は、伊藤直也さんと一休さんからたくさんのことを学びました。
1年に1言語ぐらいは新しい言語を触ってみることを自分に課しているし、関数型もきちんと学び始めたので、ついにHaskellを学ぶ機運が高まってきたかという感じです。
アルゴリズム的思考力が身につく! プログラミングコンテストAtCoder入門
これも伊藤直也さんの影響です。ずっと入門したいと思っていたので、いい加減にやってみたい。
本格的に取り組めるかどうかは怪しいのですが、今年こそは入門してみたいと思います。
CPUの創りかた
こちらも言わずと知れた大名著。ざっと読んだことはあるのですが、今年は丁寧に読み返したいです。扱っているパーツが古く、かなり手に入りにくいものもあるらしいです。ですが、読むだけでも勉強になるので、きちんと読み通したいと思います。
ゼロからのOS自作入門
ずっと読みたかったので、いい加減に読みたい
フロントエンド向けWebAssembly入門
WASMで機械学習を取り扱っている本はまだあまりないので、ドンピシャで欲しかった本です。 WASMについて日本語でまだ少なく、貴重です。2023年はエッジが一気に市民権を得た年だったと思いますが、その流れの中でWASMも徐々に触れられることが多くなったように感じます。2024年には何かが花開く予感もします。
最後に
雑に10冊紹介してみました。また2024年末に振り返って感想を投稿してみたいと思います。
Discussion
「インタプリタの作り方 -言語設計/開発の基本と2つの方式による実装-」
この本は英語だと無料で読めるんですよね
↓こちらでも紹介されてる本で、自分も読もうと思っていましたが、まさか日本語訳が発売されてるとは…!
とても参考になりました、ありがとうございます