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フロントメインの僕がSAAを挑戦した話

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はじめに

6/8、AWS Solutions Architect Associate(SAA)に合格することができました!
フロントエンド中心で開発してきた私が、どのようにしてSAAに挑戦し合格したかを振り返ってみたいと思います。

挑戦のきっかけ

SAAを挑戦したきっかけは、去年の7月末頃の面談でした。
去年の夏から今年の夏までの目標設定について話し合った際、「フロント中心だけでなくインフラも挑戦してみよう。来年の夏までに出来ればSAAを取得してほしい」と言われたのがきっかけでした。
そう言われた私は、まずは何をすればいいのか全く分からない状態でした。AWSを触った方がいいのか、本を買った方がいいのかという状態でした。

最初の一歩:赤本との出会い

面談の翌日にXで「SAAを挑戦することになったけど何をしたらいい?」と投稿したところ、有名な赤本(AWS認定 ソリューションアーキテクトアソシエイト テキスト&問題集)を勧めていただき、即購入して7月末から勉強を開始しました。

https://www.amazon.co.jp/AWS教科書-AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト-テキスト&問題集-煤田-弘法/dp/4798183261/ref=asc_df_4798183261?mcid=37094cbce37e3b49bb9c9adf4ba1b8ef&th=1&psc=1&tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=707442440790&hvpos=&hvnetw=g&hvrand=14880343809209449123&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1009225&hvtargid=pla-2280996481907&psc=1&hvocijid=14880343809209449123-4798183261-&hvexpln=0

この本を見た最初の感想は、「フロントとは全く使わない用語が多すぎて、何それ?」という印象でした。

当時の私のAWSの知識レベルは:

  • フェイルオーバーって何?
  • オートスケーリングって何?
  • S3、EC2、RDSをざっくりと知っている程度

本当に基礎の基礎から分からない状態でした。

最初の挫折と復活

最初は「週に2時間は勉強しよう」と目標を立てて取り組みましたが、難しい用語が多くてなかなか頭に入ってこず、一度挫折してしまいました。
※その間はCSSやBabylon.jsなど、自分が好きなものを学習していました。

ただし、挫折はしたものの、この赤本は本当に役に立ちました。AWSの基本的なサービスから応用まで体系的に学べる構成になっており、特にサービス間の関係性や使い分けを理解するのに重要な基礎知識を築いてくれました。そして、さらに理解を深めるためにChatGPTを活用することにしました。AWSのSNS・SQSやRDS・Auroraなど似たようなサービスが多いので、ChatGPTと会話しながら赤本を読み進めることで、今年の3月中旬まで一通りゆっくりと勉強することができました。

模擬試験での現実

3月中旬に一通り学習を終え、試験対策に入る予定でしたが、
他にやりたい用事があったため、4月中旬までは思うように時間が取れませんでした。
そのため、4月中旬から改めてUdemyの模擬試験を使って対策を開始しました。

結果は。。。

  • 50点
  • 52点
  • 51点

合格にはほど遠い状態でした...

背水の陣で申し込み

4月末に仕事で8月中リリースの大プロジェクトを開始することになり、「このままだと今年の夏までの目標が達成できない」という焦りが出て、5/2に試験日を決めて申し込みました。
当初は5月中旬を考えていましたが、現在の状態では間に合わないと判断し、6月8日に申し込むことにしました。

Ping-tとの出会い

試験対策がこれだけで十分なのか懸念し、何かいいものはないかと相談したところ、
Ping-tというサイトを紹介してもらいました。

https://mondai.ping-t.com/g/mypage

試験まで1ヶ月ちょっと前から、このサイトを利用して

  • 平日:仕事終わりに3時間
  • 休日:最低6時間以上

たたみかけるように猛勉強しました。

分からない部分はノートに殴り書きして覚え、帰りの電車でも勉強しました。

6月7日までは仕事が大変逼迫している中での勉強だったので、少し理性をコントロールするのに限界がありました。

試験当日

そして試験当日、今まで積み上げてきたことをそこでぶつけていきました。
似たような選択肢が多く、正直自信がありませんでした...

合格の瞬間

その日の夜、一通のメールが届きました。
「XXXXXXXXX! あなたはAmazon Web Services Training and Certificationからバッジを獲得しました」
ん?受かったのか?本当か?と疑心暗鬼でした。
内容を確認して合格の連絡をいただいたことを確信できました。
「いよっしゃ!」という気持ちがあり、まるで高校・大学の入試を合格したような気分でした。

振り返り:こうすればよかったこと

3月中旬までは週に10〜20ページのペースで勉強していましたが、読み終えた時には前半で勉強していたことをほとんど忘れていました。
インプットだけでなくアウトプットすることも大事だなと実感しています。
そうすればもっと早めに受験できたのに...と思います。

試験を受けた感想

最後の1ヶ月はPing-tで追い込みましたが、丸暗記だけでは太刀打ちできないと痛感しました。
各サービスの仕組みや使いどころを理解することが合格への鍵です。
そして、一番大事なのは「絶対に受かりたい!」という気持ちと根性!
このモチベーションがすべてだと強く感じました。

次の挑戦

これをきっかけにAWSなどのインフラに少し興味を持つようになりました。
次は以下のいずれかを取得したいと思います

DVA-C02(AWS Certified Developer - Associate)
基本情報技術者試験

まとめ

フロントエンド中心の私でも、適切な教材と継続的な学習でSAAに合格することができました。

同じような境遇の方の参考になれば幸いです。

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