Herokuをサインアップ〜デプロイまでの備忘録
こんにちはうえむーです。
前回はFly.ioについて調べたことを記事に書き、今回はHerokuについて色々と調べたので記事でまとめます。
HerokuもFly.io同様、Shopifyの公式ドキュメントにHerokuを始めて知りました。
これも利用されなかったのですが、今後何かの開発があったときに利用するかもなので備忘録残します。
備忘録の内容はサインアップ〜デプロイまでの手順、メニューの内容、料金についてになります。
Herokuとは
Herokuとはfly.io・Vercelと同じアプリケーションをデプロイするためのホスティングサービスの事であり、ユーザーの近くでフルスタックのアプリとデータベースを実行するためのプラットフォームです。
Webアプリケーションの開発、デプロイ、運用をシームレスに行うことができます。Herokuを使えば、インフラストラクチャの管理や設定に煩わされることなく、アプリ開発に専念できます。
管理画面
Herokuの特徴
Herokuでは、Webアプリケーションの開発、デプロイ、運用、スケーリングをFly.ipと比べると簡単に行えます。
対応言語も豊富で、Ruby、Node.js、Python、Java、PHP、Goなど主要な言語をサポートしています。また、データベースやストレージ、メール送信、ログ管理など、アプリケーション開発に必要な各種アドオンが提供されており、これらの追加・利用が簡単にできるのも特徴です。
また、アプリをデプロイする方法もAWSのAmplfyのようにGitHubなどから連携できるようになり、より管理しやすいのが特徴です。
会員登録・アプリ作成・デプロイ
会員登録
1.まずは会員登録します。名前・住所を入力してCREATE AN ACCOUNTを押下して登録します。
2.認証メールが届くのでそのリンク先を押下して登録します。
3.メール認証をすると以下の様にパスワードを設定する画面が出ますので、以下の要件を満たすパスワードを設定します。
- 8文字以上
- アルファベット、数字、記号を含む
- 入力したパスワードと確認のパスワードが一致する
パスワード入れると2段階認証が求められるので以下のどれかを選択して設定します。
自分はSalesforce Authenticatorを選択しました。
- Salesforce Authenticator
- ワンタイムパスワード生成器
- セキュリティキー
4.多要素認証を設定すると規約が出てきますので、「Accept」を押します。
5.以下のようにダッシュボードが表示されて、利用できるようになります。
アプリ作成・デプロイ
次に、アプリを作成していきます。
1.Create New Appをクリックします。
2.アプリ名を入力して作成していきます。
3.デプロイメソッドを選択します。
デプロイメソッドは以下の3種類ありますが、今回は一番馴染みやすいGitHubにします
- Heroku Git
- GitHub
- Container Regitory
4.リポジトリ・ブランチを選択して、Enable Automatic Deploysクリックしてデプロイします。
5.そうするとデプロイが成功しURLが発行して、GitHubに上がっている内容がフロントに反映されるようになります。
メニュー
それではいろんなメニューを確認してみましょう。
オーバービュー
「オーバービュー」は、アプリケーションの全体的な状況を確認するためのダッシュボードです。
デプロイの履歴、使用中のアドオン、アプリケーションのステータスなどがわかるようになります。
メトリクス
「メトリクス」は、アプリケーションのパフォーマンスデータをリアルタイムで表示するセクションです。CPU使用率、メモリ使用量、など、アプリケーションの稼働状況を監視するのに役立ちます。
アクティビティ
「アクティビティ」は、Heroku上でのアクティビティ履歴や変更履歴を表示するセクションです。アプリケーションのデプロイ履歴、コードの変更などがここで確認できます。
アクセス
「アクセス」は、Herokuアプリケーションにアクセスできるユーザーやコラボレーターの管理を行うセクションです。ここでは、プロジェクトに誰がアクセスできるかを管理し、権限を付与または削除できます。
セッティング
「セッティング」は、アプリケーションの設定を変更するためのセクションです。環境変数、ビルドパックの設定、ドメインの管理、デプロイ方法の設定などがここで行えます。
価格について
Herokuの料金体系は、2024年5月現在、無料枠がなくなり有料プランのみとなっています。以前は無料で利用できる枠がありましたが、2022年11月に廃止されました。
現在の料金プランは、Dyno(コンテナ)の種類によって異なります。お試し段階のアプリや、常に稼働させる必要が無いアプリに最適なEco・Basicプランは月額5ドル、基本的なWebアプリケーションを運用するためのプロダクション・プランは、月額25ドルから利用可能です。より高性能なアドバンスド・プランは月額50ドル、Performance-Mプランは月額250ドルとなっています。
また、これは基本料金であり、拡張機能を利用する場合は別途料金が発生します。従量課金制の拡張機能もあるため、利用状況によってはコストが変動することに注意が必要です。
感想
実際に触ってみてFly.ioを比べると操作面が非常に優れており馴染みやすいという印象ですが、
無料プランが廃止されており月額25ドルかかるので金額面に関しての考慮が必要です。
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