工研部室の機材紹介 in 2024【工研新歓ブログリレー】
はじめにの前に
この記事は電気通信大学の公認サークル「工学研究部」の新歓ブログリレー、4/9(火)分です。現在の時刻は4/11AM0時です。
工学研究部の新歓Webサイトおよびブログリレーのまとめはコチラ!
4/8の記事はYちゃんのNullPointerExceptionです。記事公開まで今しばらくお待ちください・・・。
はじめに
こんばんは! 工学研究部21(学部4年)のあふたむです。普段はたむと名乗っています。
工研は電子工作、プログラミングを中心とした個人制作系ものづくりサークルで、先に挙げた2つに限らず幅広くものづくりならなんでもすることができます。
そう、幅広く! ということで軽く私の作ってきたものを紹介しましょう。1年生では暗証番号電子鍵付き本棚や玉稿帳(なでしこによる日本語LaTeXプロジェクト、未完)を。2年生では魂魄妖夢のコスプレやビジネスメール、FizzBuzzを。3年生では切り絵(アイコン)や演劇舞台ジオラマ(未完成)を作りました。
もうお分かりですね。別に電子工作やプログラミングだけがものづくりではないです! 一見活動に関係なさそうなものを工学と言い張ってやってる人もたくさんいるので、なにか作りたいもの・やりたいことがあるそこのあなた! まずは工研に来てうちのサークルの雰囲気を体験してみてください!
4/14(日) の技術系合同新歓にてお待ちしております♪
工研部室の機材紹介
今回の記事のテーマは工研部室の機材紹介です。工研部室には様々な工作機械があり、部員はそれらを自由にいくらでも使うことができます! ということで、ここで一度部室の機材を使い方とともにまとめてみたいと思います。
なお、私が使ったことある機材とない機材で説明内容に差があるのはご容赦ください。詳しいことは先輩に聞くか、入部後に見ることができる工研Wiki内を参照してください。
ひとつだけ注意喚起です。これらの機材には高価なもの、危険なものも多く存在します。初めて使う際は必ず先輩の指示を仰ぐようにしてください。特に加工機については新入生講習が終わる頃に加工機講習がありますので、それを受けるまでは安全のため一人では使用しないようにしてください。また大学の施設であるピクトラボはサークルの責任者が立ち会わないといけないので、使用したい場合は先輩までご相談ください。
みなさんの安全のためにも、ぜひご協力くださいね。
3Dプリンター(Bambu Lab P1S他)
3Dプリンターは立体造形物を作ることができる機械です。3Dプリントの方式にはフィラメントを溶かして積み上げる積層型や、レジンを紫外線で硬化させて造形する光造形型などがありますが、工研には現在積層型2台、光造形2台が置いてあります。
3Dプリントするモデルは主に3DCADソフトを用いて作ります。代表的な3DCADであるFusion360は学生なら無料で使うことができます。
工研の3Dプリント環境は電通大のサークルの中でもトップクラスで、12万円する積層型3DプリンターのP1Sを所有しています。AMSもあるので多色刷り印刷も可能です!
サーバー・サーバーラック
工研ではサーバーを数台所有しており、部員であれば自由にいじることができます。(私にはよくわかりません(´・ω・`))
またサーバーラックを所持しており、ネットワーク構築も含めてネットワーク・サーバーインフラを触れる環境が整っています。
例えば[新歓ブログリレー1日目のぼいどの記事]で紹介されている工研統合認証システムもこの辺の機材を利用して作られてい(るんじゃないかなと思い)ます。
レーザープリンター
普通のプリンターです。モノクロ印刷しかできずカラーには対応していませんが、レーザープリンターなので印刷速度は速いです。
ネットワーク経由での印刷も可能です。ドメインが振られているのでipアドレスを直で書かなくても使用できますがよくipアドレス設定が変わっている。
大学の課題で紙提出のものもたまにあるのでカスがよ、そういうときに活用しましょう。
ボール盤
ドリルで穴をあけることができる機械です。ドリルは極細から太い物、ホールソーまで各種取り揃えてあるので、多様なニーズにお応えできると思います。
木材、アクリル板、金属加工ともに可能です。なにかをネジ止めしたいときなどに便利です。
フライス盤
こちらもドリルを使う工作機械です。ボール盤は垂直に動かして穴をあける物なのに対し、フライス盤は加工物を水平に動かして溝を掘ることができます。
正直滅多に使われず、私も講習以外で使ったことないのでマジでわからん。
CNCフライス(3018-PRO)
(写真なし)
先のフライス盤は手動で加工物を動かしますが、CNCフライスの場合あらかじめ指定された図面通りに機械が自動でドリルを動かしてくれます。
正直フライス盤より使いやすいと思いますが、こっちも使ったことないのでわからないです。
バンドソー(TBS-50)
加工物を切断する工作機械です。輪っか状の刃を高速回転させて切断します。
木材~金属まで様々なものを切ることができます。結構便利です。
ステージを傾けることで角度指定して切断することも可能です。本当はもう1つマイターゲージという角度指定用のパーツがあるはずだけど、紛失したかも。
エアーコンプレッサー
空気を圧縮して打ち出すことができる機械です。あまり使われているのは見たことないかも。
ヒートガン(MHG-1500)
工業用のドライヤーです。ヘアドライヤーを上回る高温(500℃とか)を出すことができます。
熱収縮チューブに使えます。単純な機械なので他にも様々な使い道があると思います。
自動はんだ吸い取り器(FR-301)
はんだごてと同じように先端が熱くなり、簡単にはんだを除去できる機械です。もちろん普通のはんだ吸い取り器、吸い取り線もあります。
テスター(PC700、DE-5000他)
電圧や電流、抵抗値などを測ることができます。静電容量とインダクタを測れるLCRメーターもあります。写真には写っていませんがもう1台あります。
ミシン
(写真なし)
コンピューターミシンがあります。コスプレ制作などがしたい場合にぜひご活用ください。
ただ部のアイロンは良いものではないので、そちらは別途部で購入するか、ご自身で用意した方がよさそうです。
レーザーカッター(FABOOL Laser Mini)
(写真なし)
レーザーで木材(やアクリル)にプリントすることができます。印刷データは画像データの他、svgやdxfといったベクターデータも使えます。
あまりカットするほどの火力はないので、切断が目的の場合はピクトラボ(後述)のレーザーカッターを使用することをおすすめします。
新歓や調布祭でよく展示しているので見たことある方も多いかもしれませんね。
その他
電子工作に使う機械は一通り揃っています。
- はんだごて(FX-600、gootのステーションタイプ)
- はんだづけヘルパー
- はんだ吸い取り器、吸い取り線
- ワイヤーストリッパー
- 圧着工具
- 直流安定化電源(スイッチング、ドロッパともに)
- オシロスコープ
- ファンクションジェネレータ
- スペクトラムアナライザ
また各種工具、木工道具、電動工具を取り揃えている他、LANケーブル自作もできます。
この辺は列挙するときりがないので、ぜひ部室に来て確認してみてください!
おまけ:ピクトラボの機材
電通大にはものづくり施設としてピクトラボというものがあります。本来は大学院生向けの施設なのですが、技術系サークルに限り学部生にも開放されています。もちろん工研も利用することができます。
(なんと今年から普通の学部生も利用可能になるそうです。詳しくはUEC学生ポータルをチェック)
使える機材はコチラに載っているのでぜひチェックしてみてください。
特に工研の中で人気が高いのはレーザーカッター、基板加工機かと思います。部のレーザーカッターと違いこちらは高出力なため、容易にMDF板やアクリル板を切断できます。基板加工機は生基板(ガラスエポキシの上に銅箔の乗った板)の銅箔を削り基板を作ってくれる機械です。他にもポスターサイズが印刷できる大型プリンターなどもあります。
高価な機材を使える貴重な環境なので、ぜひ活用しましょう!
おわりに
今回は工学研究部の所持している機材を書けるだけ紹介してみました。工研は電通大でも老舗のものづくりサークルなだけあって機材が豊富で、これは他の技術系サークルとも一線を画しているポイントだと思います。
初心者で道具も何も持っていない・・・そんな状態からでもものづくりを楽しめるのが工研です! 興味、出てきたでしょ!?
そんな工研部室はサークル棟2階にあります! 黄色と黒の警戒色の怪しい扉が目印です。平日の放課後は基本部員がいると思うので、気になる方はぜひ訪ねてくださいね。
いきなり部室に入るのは気後れするな・・・という場合は、毎週金曜日18時から、A403にて部会を行っています。そちらに来ていただければこちらから案内しますのでぜひ来てください。
また、再三の告知ですが、4/14(日)にB棟で技術系合同新歓を開催します! 電通大の技術系サークルが一堂に会して行う独自の新歓です。技術系サークル全般で迷っている方はサークル同士を比較するチャンスです。ぜひお越しください!
新入生でも在校生でも、工研はものづくりがしたいみなさんの入部をいつでもお待ちしております!
ということで、今回はここまで。みんなもものづくりしましょう! お相手は私、あふたむでした!
4/10の新歓ブログリレーは淵野アタリさんの「工学研究部公認団体工学以外研究部活動紹介」です。記事はコチラから!↓
https://hutinoatari.github.io/ueckootherken/
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