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Linux環境でAWS CLIを導入してみた🔰

2024/11/19に公開

こんにちは!今回は、Linux環境でAWS CLI(コマンドラインインターフェイス)を導入する方法と、よく使うコマンドを紹介します。AWS CLIを使えば、AWSのさまざまなリソースをコマンド一発で操作できるので、作業の効率がぐっと上がります。それでは早速、始めましょう!

1. AWS CLIの導入方法

1.1 AWS CLIのダウンロードとインストール

LinuxでAWS CLIをインストールするには、AWSが提供するインストーラーを使用します。以下の手順で進めていきましょう。

手順1: ダウンロード

まずは、AWS CLIのインストーラーをダウンロードします。curlコマンドを使用して、次のように行います。

curl "https://awscli.amazonaws.com/awscli-exe-linux-x86_64.zip" -o "awscliv2.zip"

このコマンドでAWS CLIのzipファイルがダウンロードされます。

手順2: 解凍

次に、ダウンロードしたファイルを解凍します。以下のコマンドを使ってください。

unzip awscliv2.zip

もしunzipがインストールされていない場合は、以下のコマンドでインストールできます。

sudo apt install unzip  # Ubuntuの場合

手順3: インストール

解凍が完了したら、インストーラーを実行します。

sudo ./aws/install

これでインストールが完了です。インストールが正しく行われたか確認するには、次のコマンドを実行してみましょう。

aws --version

バージョン情報が表示されれば、インストール成功です!

1.2 AWS CLIの設定

次に、AWSアカウントとの接続設定を行います。

aws configure

このコマンドを実行すると、以下の情報の入力が求められます。

AWS Access Key ID: IAMユーザーのアクセスキーID

AWS Secret Access Key: IAMユーザーのシークレットアクセスキー

Default region name: リージョン名(例:ap-northeast-1は東京リージョン)

Default output format: 出力フォーマット(jsonが一般的)

これで設定完了です。

2. よく使うAWS CLIコマンド集

AWS CLIをインストールして設定したら、さっそく使ってみましょう!よく使うコマンドをいくつか紹介します。

2.1 S3バケットの操作

AWSのS3は、オブジェクトストレージサービスとして非常に便利です。

バケット一覧の表示

aws s3 ls

すべてのバケットが一覧表示されます。

ファイルのアップロード

aws s3 cp ./example.txt s3://your-bucket-name/

example.txtというファイルを指定したS3バケットにアップロードします。

2.2 EC2インスタンスの操作

次は、EC2インスタンスの管理に関するコマンドです。

インスタンスの一覧表示

aws ec2 describe-instances

現在起動しているEC2インスタンスの情報を表示します。

インスタンスの起動

aws ec2 start-instances --instance-ids i-1234567890abcdef0

指定したインスタンスIDのEC2インスタンスを起動します。

2.3 IAMユーザーの確認

AWSアカウントのセキュリティを確認するためのIAM関連のコマンドもあります。

現在のユーザー情報の表示

aws sts get-caller-identity

現在の認証情報に紐づけられたユーザー情報を確認できます。

2.4 CloudFormationのスタック管理

AWSのインフラをコードで管理できるCloudFormationもCLIで操作可能です。

スタックの一覧表示

aws cloudformation list-stacks

現在のCloudFormationスタックの一覧を表示します。

3. まとめ

AWS CLIは、Linux環境でも簡単に導入できて、多くのAWSサービスを効率的に操作できます。コマンドを覚えることで、GUIでは時間がかかる操作もすばやく実行できるようになるので、ぜひ試してみてください。

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