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Laravelの開発環境をセットアップする手順

2024/06/18に公開

Laravelの開発環境をセットアップしたので、その手順をまとめました。

はじめに

公式の Creating a Laravel Project によれば次のコマンド1行でLaravelのプロジェクトができることになっているのですけれど、よく読むとその前にセットアップがいろいろ必要でした。

composer create-project laravel/laravel example-app

というわけで、本記事ではその手順について紹介します。

セットアップ

開発環境はWSL上のUbuntu 22.04に構築します。始める前にソフトウェア・アップデートが問題なくできることを確認しておきましょう。

sudo apt update
sudo apt upgrade

その後の手順は以下の通りです。

Node.js

UbuntuにNode.jsをインストールするなら Nodesource を使うのが便利だと思います。

READMEに書いてある通り、次のような感じでコマンドを順番に実行すればOKです。

sudo apt-get install -y curl
curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_20.x -o nodesource_setup.sh
sudo -E bash nodesource_setup.sh
sudo apt-get install -y nodejs

インストールできたらバージョン情報を表示して動作確認しておきます。

node -v

PHP

UbuntuにPHPをインストールするなら Ondřej Surý を使うのが便利だと思います。

次のような感じでリポジトリを追加してパッケージ情報を更新し、

sudo add-apt-repository ppa:ondrej/php
sudo apt update

適当なバージョンのPHPを指定してインストールします。今回はPHP 8.2を指定しました。

sudo apt install php8.2 php8.2-bcmath php8.2-cli php8.2-curl php8.2-mbstring php8.2-sqlite3 php8.2-xml php8.2-zip

PHP 8.2本体に加えて拡張機能もインストールしていますが、これは Server Requirements などを参考に必要そうなものを選んだためです。

インストールできたらバージョン情報を表示して動作確認しておきます。

php -v

Composer

Laravelのプロジェクトを作るのに Composer が必要ですから、これもインストールします。

Download Composer を見て、順にコマンドを実行します。

php -r "copy('https://getcomposer.org/installer', 'composer-setup.php');"
php -r "if (hash_file('sha384', 'composer-setup.php') === 'dac665fdc30fdd8ec78b38b9800061b4150413ff2e3b6f88543c636f7cd84f6db9189d43a81e5503cda447da73c7e5b6') { echo 'Installer verified'; } else { echo 'Installer corrupt'; unlink('composer-setup.php'); } echo PHP_EOL;"
php composer-setup.php
php -r "unlink('composer-setup.php');"

今回はパスの通った場所に配置するとともに、いちおう所有者も変更してみました。

sudo mv composer.phar /usr/local/bin/composer
sudo chown root:root /usr/local/bin/composer

インストールできたらバージョン情報を表示して動作確認しておきます。

composer -V

その他

Laravelでプロジェクトを作るときにデータベースのマイグレーションが行われるみたいなので、そのためにSQLiteをインストールします。ついでにComposerで使うっぽいので unzip パッケージも入れておきます。

sudo apt install sqlite3
sudo apt install unzip

Laravel

以上のセットアップが終わったらLaravelのプロジェクトを作りましょう。

適当な作業ディレクトリに入って

mkdir ~/tmp
cd ~/tmp/

最初に載せた次のコマンドを実行すればよいですね。

composer create-project laravel/laravel example-app

プロジェクトが作れたらLaravelが動くことを確認しましょう。

cd example-app/
php artisan serve

Webブラウザで http://127.0.0.1:8001 にアクセスすると次のように表示されるはずです。

Laravelの初期画面
Laravelの初期画面

お疲れ様でした。

VS Code

ここからはVS Codeを使っている場合のおまけです。

あらかじめVS Code(のLocal)にWSL拡張機能をインストールしておき、プロジェクトのディレクトリで次のコマンドを実行するとVS Codeが開きます。

code .

私は次の拡張機能をVS Code(のWSL)にインストールして使っています。

最後のTailwind CSS IntelliSenseはTailwind CSSを使う場合に便利なものなので、使わないなら無くてOKです。使うなら Install Tailwind CSS with Laravel を参考にTailwind CSSをインストールしましょう。

以下はVS Codeの画面です。

VS Codeの画面
VS Codeの画面

ターミナルを縦に分割して一方で php artisan serve もう一方で npm run dev すると便利です。

おわりに

今回はLaravelの開発環境を構築する手順について紹介しました。環境だけまとめると

  • Windows 11 Home 23H2
  • Ubuntu 22.04 / WSL
  • Node.js v20.14.0
  • PHP 8.2.20
  • Composer version 2.7.7
  • Laravel version 11.10.0

とりあえずこんな感じです。どなたかのお役に立てば幸いです。

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