こんにちは、takanoripです。
2022年1月にUbieにデザインエンジニアとして入社してから3ヶ月が経ったので、今どんなことをしているかとかUbieに実際に入社して感じたこととか振り返ろうかなと思います。
入社後の感想
Ubieはもとから賑やかなイメージがあったんですが、実際に入社してみると予想以上に賑やかでした。オンラインでもオフラインでも楽しく熱くプロダクト開発のことについて話す人ばかりでとても楽しいです。
入社して一番驚いたのは意思決定と行動の早さでした。各プロジェクト単位での意思決定はもちろんけっこうでかい意思決定も素早く論理的に行われていて、社内の状況は目まぐるしく変化していますがメンバー一人一人が即座にその状況を理解して実際の行動に移せているのがすごいなと思います。まさにスタートアップという感じで楽しいです。
ホラクラシー型の組織にもだいぶ慣れてきました。僕はFocusという人材タイプとして入社したのでホラクラシーの運営に関わることは少ないんですが、組織に階層がないぶん自分のタスクを自分で決めて自分でやりきることが強く求められるなと感じています。その分自分が担当している領域での自由度はすごく高く働きやすい環境だなと思います。
もちろんチームの目標を達成することが一番重要なので、他のメンバーと認識をあわせて仕事をするのが大切というのは他の組織と変わりません。
医療ドメインということで難しい課題もたくさんあり毎日ドタバタしていますが、Ubieの各プロダクトをより使いやすくより便利でなくてはならないものに進化させていきたいなと思っています。
デザインエンジニアって何してるの？
デザインエンジニアはUIデザインとUI開発の両方を担うポジションです。そのため僕はエンジニアでもありデザイナーでもあるというハイブリッドな立ち位置で動いています。
現在僕は次のようなプロジェクトに関わっています。
- デザイン生産基盤の構築
- アクセシビリティ改善
- 0->1フェーズのプロダクト開発
デザイン生産基盤の構築
Ubieでは複数のプロダクトを同時に開発していたり1つのプロダクトを様々なチームが別々の意図を持って開発していたりするため、デザインにバラツキが生まれてしまいユーザー体験が悪くなってしまうという問題がありました。
そこで力を入れているのがデザイン生産基盤の開発です。デザインガイドラインの整備だけでなく開発で使えるライブラリの整備をすることで、誰がUIを実装しても高いクオリティが保たれる状態を目指しています。
僕はその中でも「プロダクト開発で利用できるライブラリの開発」を主に担当しています。入社してからアイコンセットやデザイントークンをライブラリ化しOSSとして公開しています。詳しくは下記記事を読んでみてください。
Ubieで利用しているアイコンをnpmパッケージとして公開しました！
Ubie Design Tokensを公開しました
アクセシビリティ改善
Ubieではアクセシビリティ改善に力を入れており、僕はデザインエンジニアの主にエンジニアの側面から関わっています。テストツールやユーザーインタビューから出てきた改善の実装やレビュー、アクセシブルな共通コンポーネント開発などを行っています。
0->1フェーズのプロダクト開発
Ubieでは主力事業の他に医師個人に向けたサービスや共通基盤系の開発もしています。それらのプロダクトはまだ0->1フェーズということもあり十分なリソースが割かれないケースが多いので、そういったチームに入りデザインとUI実装を一気通貫で行っています。
デザイナーがデザインするのを待たずに実装＆リリースできることで開発速度が向上しより多くの施策をうつことができます。
フロントエンドエンジニアとの違い
フロントエンドエンジニアとの違いは「デザインに責任を持てること」だと感じています。（あくまで僕個人の意見ですが。）
デザインに責任を持てることで、デザインに関するタスクをフロントエンドエンジニアより推進しやすいというメリットがあると考えています。（UIデザインと実装を一人でやっちゃうとかデザインシステムの構築とか。）
もちろんデザインエンジニアはエンジニアに軸足があるのでフロントエンドエンジニアっぽい動き方をすることも多いですが、フロントエンドエンジニアよりデザインに関する部分に強みがあり動きやすいのが特徴かなと思いました。
今後やっていきたいこと
4月1日に@hilokiがUbieに入社してデザインエンジニア2人体制になるので、より色々なアウトプットが出せるような体制をつくっていきたいです。デザインエンジニアが2人いたらどうなるのかみたいな実験をしてる感覚かも。
また入社して3ヶ月はデザイン生産基盤系の活動が多かったので、これからはプロダクト改善系のい活動も増やしていきたいと思ってます。
Ubieとかデザインエンジニアとかの話聴きたいって人がいたら、ぜひご飯でも食べに行きましょう。
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