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JIRAとLooker Studioを活用して、プロジェクトの生産性を向上させる方法

2023/03/19に公開

初めに

こんにちは、Ubie株式会社でエンジニアをしている@gucheyです。

プロジェクトの管理に欠かせないJIRAと、データ可視化ツールのLooker Studioを組み合わせることで、プロジェクトフローの改善を実現することができます。本記事では、JIRA AutomationとLooker Studioを連携させ、プロジェクトの生産性向上に繋げる方法について解説していきます。

Looker StudioにはアドオンとしていくつかのPartner Connectorsが提供されています。

JIRAで検索すると出てくるPartner Connector

今回はこれらは利用せずに、Google スプレッドシート経由でLooker Studioに連携してみることにします。

Google スプレッドシートのJIRAアドオンを入手する

Use Jira Cloud for Sheetsのアドオンを利用します。

拡張機能>アドオンの取得から、Jira Cloud for Sheetsを入手します。
アドオンの入手後はガイドに従って、Google スプレッドシートの認可を行います。

インストール完了後は拡張機能>Jira Cloud for SheetsからJIRAに接続します。

Google スプレッドシートにJIRAのデータをインポートする

JQLを利用してデータを取得します。

取得したいフィールドを選択します。

定期的にデータを同期したいのでスケジュールも設定します。

REFRESH ISSUESをクリックしてデータをインポートします。
スプレッドシートにデータがインポートされているはずです。

Looker StudioにGoogle スプレッドシートのデータをインポートする

次にLooker Studioにログインし先ほどJIRAのデータを同期したスプレッドシートのデータをインポートします。

データのレポートへの追加>Google スプレッドシートを選択し先ほど作成したシートを選択します。

定期的にデータを同期したいので、リソース>追加済みのデータソースの管理から先ほど追加したデータソースを選択し、編集>データの更新頻度と進んで、スケジュールも設定します。

データを追加したらあとはグラフを自由に作成します。

さいごに

Jira Automationと組み合わせることで、タスクごとの時間の作業時間を自動で記録したりできますし、データをLooker Studioに連携すればさらに柔軟なグラフを作成することができます。
担当者軸、タスク種類軸の作業時間を計測することで、フロー全体のボトルネックになっている箇所を可視化して、作業マニュアルの整備や、自動化した際の工数インパクトなどを見積もりしやすくしています。
うまく活用して組織全体の生産性の向上に繋げていきたいです。

【参考文献】

JIRA Automation 公式サイト: https://www.atlassian.com/software/jira/automation
Looker Studio 公式サイト: https://looker.com/product/looker-studio

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