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【WSL2】Windows開発環境構築

2023/03/07に公開

はじめに

開発のため、WindowsでWSL2環境が必要になったため、設定方法を備忘録として残しておく。

1.Windows10にWSL2をセットアップする

Ubuntu20.04をインストール

Powershellを起動して、下記コマンドでインストーラをダウンロード&インストールします。


# Ubuntu.appxというファイル名としてダウンロード
Invoke-WebRequest -Uri https://aka.ms/wslubuntu2004 -OutFile Ubuntu.appx -UseBasicParsing

# ダウンロードしたファイルを元にアプリインストール
Add-AppxPackage .\Ubuntu.appx

# Versionを1から2に変更する
wsl --set-version Ubuntu-20.04 2

# Versionを確認する
wsl -l -v

VERSIONが2になっていればOK

Ubuntu-20.04の設定

Ubuntu20.04 LTSを立ち上げ、ユーザー名の入力を求められたら入力せずに閉じましょう。
rootで自動ログインできます。
(Ubuntuの方ではないので、注意!!)

WSLの有効化

1.スタート画面で「Windowsの機能」と検索し、出てきた「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。
2.「Linux用Windowsサブシステム」のチェックを入れます。

3.再起動します。
これでWSLが有効化されました。

2.VScode上でWSLの使用を開始する

VScodeを開き、拡張機能で、「Remote Development」をインストールします。

ターミナルを開き、rootが出ることを確認します。

ユーザー情報追加

ターミナルに「sudo useradd new_user」(new_userは任意の名前)を入力します。
これでユーザーが追加されました。
「gpasswd -a user_name sudo」(user_nameは設定した名前)を入力し、パスワードを設定します。

Gitを追加する

*社内VPNにはじかれてしまったので、対処法を載せる。
Root CA証明書を取得する。国内ACEWANにアクセスし、モバイルVPNルート証明書と次期ACEWAN_ルート証明書及びインストール手順書をダウンロードします。
それぞれZIP形式のファイルです。
解凍したファイル(ca-certificates.crt、rootca-ak-pro.paprisma.cer)を、
ネットワーク>wsl$>Ubuntu-20.04>etc>ssl>certs 配下に置きます。
SSL/TLS エラーで使えない場合の解決法←こちらを参照してください

Gitのインストールを行います。
VScodeを開き、「sudo apt-get install git」を入力します。
「git --version」を入力し、バージョンが表示されていれば完了です。

Node.jsを追加する

Node.jsのインストールを行います。
1.「sudo apt-get install curl」を使用してcURLをインストールします (コマンドラインでインターネットからコンテンツをダウンロードするために使用するツール)。
2.「curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/master/install.sh --cacert "/rootca/rootca-ak-pro.paprisma.cer"| bash」を使用してnvmをインストールします。
3.「nvm ls」コマンドを入力し、Nodeのバージョンを確認します。(この時点では何もないはずです)
4.現在のバージョンと安定バージョンの両方のNode.jsをインストールします。この後の手順で、Node.js のアクティブなバージョン間を nvm コマンドを使用して切り替える方法について説明します。
・Node.jsの現在の安定したLTSリリースをインストールします(実稼働アプリケーション用に推奨): nvm install --lts
・Node.jsの現在のリリースをインストールします(最新のNode.js機能と改善をテストするためですが、問題が発生する可能性が高くなります): nvm install node
5.インストールされているNodeのバージョンを一覧表示します: nvm ls。先ほどインストールした2つのバージョンが表示されるはずです。
6.Node.jsがインストールされており、現在の既定のバージョンであることを確認します: node --versionを使用。次に、npm があることも確認します: npm --versionを使用。

以上でWindowsの開発環境構築の備忘録は終了です。

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