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Cloudflare Pagesのビルドに使用するBunのバージョンを.tool-versionsで指定できた!
Cloudflare DocsではBunのバージョンを指定するには環境変数にBUN_VERSIONを追加する必要があると記載されています。しかし、この方法では変更し忘れによる開発環境との不一致が発生する可能性があり、ビルドエラーなどの問題を引き起こすことがあります。例えば、Node.jsの場合は、.nvmrcや.node-versionファイルをプロジェクトルートに配置すると、Cloudflare Pagesがそのファイルを認識してバージョンを自動的に設定してくれます。Bunでも同様のことができたらいいのにと思っていました。以前からCloudflare Pagesのビルドログにasdfの文字列が含まれているのを見かけていたので、試してみる価値があると思い実際に試してみました。
asdfとは
asdf は、さまざまなプログラミング言語やツールのバージョンを管理するためのバージョンマネージャです。プロジェクトのルートに .tool-versions ファイルを配置することで、チーム全員が同じバージョンのツールを使用することができます。
詳細はこちらをご覧ください。
執筆時のBunの最新バージョンが1.1.20であえて1つ前のバージョンを指定してみます。この.tool-versionsファイルをプロジェクトルートに配置します。
.tool-versions
bun 1.1.19
いざデプロイ

予想通り、.tool-versionsを認識してBunのバージョン1.1.19をインストールすることに成功しました。
最後に
.mise.tomlでも試してみましたが、残念ながらできませんでした(*꒦ິ³꒦ີ)
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