🛠️
【Godot4】個人的に必須なプロジェクト設定・エディタ設定
0. この記事の内容
Godotで新しくプロジェクトを作成したり、新しいバージョンを導入した際に変更しているプロジェクト設定・エディタ設定を紹介します。バージョンは4.2.2
を想定しています。
1. 参考資料
-
Static typing in GDScript
- GDScriptでの静的型付けについて書かれています。
-
Fixing Godot 4.x UI Lag
- Single window modeとエディタのパフォーマンスについて書かれています。
2. プロジェクト設定
-
application/run/max_fps=60
- ムダに多く処理をさせたくないので、fpsは60に制限しています。
-
display/window/size/always_on_top=true
- 実行時のウィンドウを常に最前面に表示する設定です。
- 実行しながらエディタ側で数値を調整したりする際に便利なので有効にしています。
-
display/window/stretch/mode="canvas_item"
- 実行時のウィンドウのサイズを変更した際に、解像度が動的に変更されるようになります。
-
viewport
にすると解像度がそのままで引き伸ばされるのでドット絵のゲームやレトロな雰囲気のゲームにぴったりです。
-
debug/gdscript/warnings/untyped_declaration=2 (Error)
- 変数や関数の型が静的に指定されていない場合にエラーを出す設定です。
- 個人的に型は明示したほうがわかりやすく、パフォーマンス的にも良いので有効にしています。
- 局所的に型を指定したくない箇所がある場合は
Variant
を指定することでエラーを回避できます。
3. エディタ設定
-
text_editor/completion/add_type_hints=true
- スクリプトファイル作成時のテンプレートや組み込み関数(
_ready
や_process
など)の自動補完時に型を明示してくれます。 -
untyped_declaration
を有効にする際は必須の設定です。
- スクリプトファイル作成時のテンプレートや組み込み関数(
-
interface/editor/single_window_mode=true
- ウィンドウを分離して使用していない場合はエディタのパフォーマンスが向上します。
- 特にWindowsの場合は有効らしいです。
4. おわり
同じプロジェクトをずっと触っていると、たまに新しくプロジェクトを作成した際に「なんかいつもと違うな~」となりがちなので、備忘録的にまとめてみました。便利な設定を発見したら随時更新します。
Discussion