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筋トレは疲れたエンジニアを救うのか

2023/12/18に公開

はじめに

皆さまこんにちは、株式会社Chompyで技術広報を担当している佐藤です。この記事は2023 Chompy アドベントカレンダー 18日目の記事です。Chompyに入社してから始めた趣味が筋トレです。この記事は、ある出来事をきっかけに筋トレをはじめたエンジニアの考察記事です。この記事は筋肥大目的で筋トレを始めて約1年半〜2年程度のエンジニアの体験を元に書いています。Chompyにあまり関係ないし、エンジニアリングにも関係ないですw
ゆる記事なので、暇な時に読んでください。

結論

いきなり結論です。「筋トレは疲れたエンジニアを救わない。むしろもっと疲れるからお勧めしない。でも、老後を救うかもしれない。」

なぜ疲れたエンジニアを救わないのか

「筋トレをすると疲れます。しかも日常生活では体験することのないほどの疲労が積み重なっていきます。加えて、筋肉痛、関節痛、怪我などの物理的な痛みも発生します。正直、筋トレを始める前に思っていたメリットよりもデメリットの方がエンジニアにとっては多いです。でも健康寿命は伸びそうだから続けようと思ってます。」というのが私の現時点での感想です。

はい、記事を読んでいただき、ありがとうございました。では、次回の記事をお楽しみに!

以下、長々と詳細について書いていきます。お暇な方はお付き合いください。


著者のスペック

小学生の頃は体操、水泳、サッカーなど週のほとんどをスポーツの習い事で過ごしました。ですが、筋量という観点ではかなり才能がなく、ガリガリの長距離走タイプでした。骨折などの怪我も最低年1回はしていました。中学校は剣道をやっていましたが、力がかなり弱くて中学校1年生のときの握力は右が9kg、左が11kgという超貧弱体質でした。さらに、高校は帰宅部、大学はネトゲ三昧と絵に描いたヒョロガリオタク街道を歩んできました。つまり筋肉とは無縁の人生を歩んできました。

筋トレを始めたきっかけ

私はおばあちゃんっ子です。実家から1kmくらいの場所に祖母の家がありました。幼稚園に通っていた頃から毎週土日になったら朝4、5時に一人で起きて歩いて祖母の家に歩いて通っていました。そのくらいナチュラルボーンおばあちゃんっ子でした。そのばあちゃんが加齢と共に膝が悪くなり、人工関節手術やリハビルなどもやりましたが一向に回復せず、数年前からほぼ歩けない状態になってしまいました。一度筋力が低下した高齢者が筋肉量を取り戻すためには相当な知識、経験、努力などが必要だということを実感しました。正直、そばで見ていた私は全く知識も経験もない人だと詰んでしまうような感覚になりました。ストレートにいうと、「こういう老後だけは避けたい」と心の底から思いました。これが私が筋トレを始めたきっかけです。

今はこの写真を撮った頃よりも悪化して立っているのもやっとの状態です。

次にこれまでの筋トレの経歴を書いて行きます。

これまでの筋トレ経歴

大きく分けて、ホームジム初期、ホームジム中期、エニタイム期、ゴールドジム期に分かれます。
期間は合わせて約大体1年半〜2年くらいです。

ホームジム(初期)

週1で2時間に全身をやってました。
懸垂バーと家にあったら10キロのダンベルで、見様見真似で知ってる種目をやる程度でした。
この時期は翌日に筋肉痛がくる程度で、見た目も筋力もほぼ変化はありませんでした。

ホームジム(中期)

週3程度で1.5時程度、胸、背中、肩、それ以外を2つ以上組み合わせてやっていました。
道具も色々買いました。たとえば、有名なフレックスベル という可変式のダンベルやベンチ台、パワーグリップなども購入しました。また、トレーニングの内容もYoutubeなどからインプットして色々試しました。この時期くらいから体もメリハリが出てきて、見た目も少しづつ変わって行きました。個人的には、見た目の変化が欲しいのであれば最低でも、週3で1.5〜2時程度はやらないと変化を感じられないと思いました。

エニタイム期

週4〜5、2時間程度で1日1部位で肩、背中、胸、足、腕(腕足)をやっていました。
次第に知識がついてくるとホームジムでは効率が悪いと感じ初めて、地元の24時間ジムのエニタイムに入会しました。やはり、今の時代は最初からジムに通った方がコスト面でも筋肥大面でもコスパがいいと思います。この時期は今までホームジムではできなかったことができる喜びで一番トレーニングに熱中しました。この時期は、毎日どこかしらに強烈な筋肉痛があり、疲労や倦怠感もえぐかったです。また、体が弱い自分は色々な怪我(インピンジメント症候群、肩関節不安定症、手首や足首の捻挫、腸脛靭帯炎などなど)をしました。この頃から一気に見た目も変わり始め、怪我をきっかけに体の知識も増えていきました。

ゴールドジム期

週4〜5、1.5時間程度で1日1部位で肩、背中、胸、足、腕(腕足)をやっていました。仕事とプライベートの都合で引越をする必要が出てきました。どうせなら、人生で1度くらいはゴールドジムに通ってみたと思い、ゴールドジムの近くに引っ越して通いました。正直、まだまだビギナーの自分にとってはエニタイムでも全然不満はなかったです。ですが、マシーンの種類や設備は1、2段上がりますし、Youtubeで見るような人のトレーニングを近くで観れたり、ゴールドジムに通ってるというレッテルも手に入ります(笑)。環境的にはほぼ完成系に近いので、近くにゴールドジムがある人でお金に余裕がある人にはおすすめです。

以下ではこれまでの経験から得た具体的なデメリットを書いていきます。

デメリット

疲労が半端じゃない

こちらの動画 では横川くんが仕事を辞めた理由を語っています。横川くんを例に出すは大変烏滸がましいのですが、筋トレをやると強烈な疲労がきます。正直、横川くんが日本チャンピョンになるために仕事をやめた理由が理解できます。私の場合は背中と足をやった翌日などの疲労は特にすごくて、やりすぎちゃうと動けないくらいの疲労と痛みがきます。仕事の疲労に加えて筋トレの強烈な疲労が追加されるのは相当なデメリットです。(なので、私は足や背中などは金曜日や土曜日にやります。)

どこかしらがずっと痛い

筋肉痛や怪我などでどこかしらがずっと痛いです。筋トレを続けていくと上手くなります。上手くなると筋肉痛がさらに増します。つまり、筋肉痛は年々強くなっていきます。怪我に関しても、たとえ正しいフォームでも怪我をする時はします。特に私のように体が硬く、関節や骨が弱い人はすぐ怪我をします。(怪我は自分の体を理解する良いきっかけにはなりますが)

長期で時間が必要

筋肉は増えますが減ります。つまり、筋肉を維持するための時間がかかります。なので、筋肥大目的の場合は想像していた以上に時間が必要でした。自分はこれが一番結構辛いです。

服が入らなくなる

特にスーツなどはすぐ入らなくなります。普段、高い洋服やスーツを着る人は諦めて新しい洋服を買ってください。

まだ色々あった気がしますが、現時点で思いつくのはこれくらいでした。
逆に、メリットなどについても触れます。

メリット

健康寿命は相当伸びるはず(この記事を読んだ人には見てほしい動画)

こちらの82歳のボディビルダーの動画 をみて下さい。自分が筋肉関係の動画でいちばん衝撃を受けた動画です。自分にとってはこの動画が一番のモチベーションになっています。自分は長生きしたいわけではないが健康寿命は伸ばしたいので、この動画を信じて今後も筋トレを続けようと思っています。

筋トレ中は仕事などについて忘れられる

エンジニアは四六時中、タスクや課題について「この機能の設計どうしようかな」とか「そういえばあのタスク忘れてた」とか「そういえばあの件どうなったんだっけ」などずっと仕事について考えていると思います。ですが、筋トレ中は怪我のリスクや命の危険があるのでトレーニングだけに集中します。そうすることで一時的に忘れることができます。
自分も筋トレをしている時は「この重量やるの怖いなー」とか「怪我しないように気をつけよう」などの思考で頭がいっぱいになるので普段の思考と距離が取れます。

一人で試行錯誤する楽しみがある

筋トレはやればやるほど上手くなります。また、筋トレには正解がありません。(あるようで実はなかったりします。)なので、変なやり方をしている人がいちばんデカかったり、正しいフォームでやってる人が小さかったりします。トレーニング以外にも食事やサプリなど変数が無限に存在します。自身の体で人体実験をしているようでとても楽しいです。

姿勢がよくなる

私は極度の巻き肩、猫背でしたが、かなり改善してきました。筋トレは姿勢(フォーム)がかなり重要で胸を張ることが多いです。そのため、姿勢が自然と良くなります(その影響かわかりませんが、筋トレを始めてから2年連続で身長が伸び続けています)。肩こりも解消されました。もし同様の悩みがある人は僧帽筋中部を鍛えることで解消するかもしれません。

筋肉が増える

才能がないであろう自分でも約1年で筋肉量だけで約1キロは増えました。
これからも老後のためにコツコツ貯金していこうと思います。

おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。以上が、ここまでが自身が感じてきたことです。始める前に思い描いていたような「筋トレ最高!メリットしかない!全人類やった方がいいよ!」というような感覚にはなりませんでした。何事もメリットとデメリットがあるということですね。

気が向いたら、試してコスパの良かったサプリとか、トレーニングの情報源とか、トレーニングウェアとか、トレーニングギアとかの情報を書こうかなと思います。


おまけ

幻想1 やったらすぐ筋肉ついてマッチョになっちゃう

人間の年間筋肉増加量は最大約5kg程度と言われています。また遺伝や環境などさまざまな要因の影響を受けます。元々ゴリゴリの運動部で週5日筋トレできる環境とかではない限り筋肉量は増えません。ほぼ毎日筋トレをしているボディビルの選手でも1年で0.5kgしか増えないような世界です。

幻想2 筋トレしたら痩せる

筋トレの消費カロリーは意外と少ないです。また、「筋トレで基礎代謝が増えて痩せるのでは?」と考える人もいると思いますが、筋肉は簡単に増えないので基礎代謝も簡単には増えないです。ボディービルダーも有酸素をしている理由を考えれば、筋トレ=ダイエットではないことがわかると思います。ダイエット目的の人は筋トレではなく有酸素運動をしましょう。

幻想3 筋トレやると疲れが取れて体調が良くなる

筋トレは疲れます。免疫力も低下し、風邪をひきやすくなります。睡眠も浅くなります。疲れを取りたいのであれば、十分な睡眠と疲労がたまらない程度の軽い運動をおすすめします。

幻想4 筋トレを続ければ筋肉痛はこなくなる

筋トレを続けてると筋トレが上手くなります。筋トレが上手くなると筋肉痛はもっと痛くなります。つまり、最初の頃より強い痛みが長期的で続きます。なので筋トレを続ければ筋肉痛はこなくなるというのは幻想です。
ですが、筋肉痛は慣れてきました。(疲労には慣れませんでした。疲労は疲労なので慣れるという概念はないのかもしれないです。)

幻想5 週4〜5日もジムに行くのは大変

週4〜5日もジムに行く理由は「その方が楽だから」です。筋トレをしている人の感覚としては、ジムに行く回数が多い方が1日にやるトレーニングのset数が減り、負荷が分散されます。受験勉強で例えると、5教科を1日1科目、週5日に分けて勉強するのと、5教科を週1日だけで勉強するイメージです。当然、圧倒的に前者の方が楽ですよね。その感覚に近いです。自分は筋トレの頻度を減らすと1回のトレーニングの時間が長くなり、集中力や体力が持たないです。(今は最大1.5時間程度)なので、もしジムに週1日通って挫折してしまった人は週4、5日のように頻度増やすと挫折しないかもしれません。

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