OrbStack 0.16.0 がリリースされ、FQDNで直接コンテナにアクセスできるようになりました
これはなに
OrbStackの新機能が便利なので興奮しています。公式発表はこちらです
つまりなんだってばよ?
MacにてOrbStack(https://orbstack.dev) を利用されてDocker環境を構築されている場合、version 0.16.0にアップデートするとFQDNで直接コンテナにアクセスできるようになりました!!!
Mac/OrbStackでのローカルDocker環境の場合、compose.yamlにて、portsの設定をしなくても良くなりました。サンプルプロジェクトを用意しています。
例えば、以下のようにMacのホストやコンテナ内
からアクセスできるようになります
- http://{コンテナ名}.orb.local
- http://{サービス名}.{プロジェクト名}.orb.local
コンテナ内からであればcurlコマンドを利用するなりして確認してみてください。
また、http://orb.local にアクセスできるようになり、起動しているコンテナにアクセスできるFQDNが表示されます。
OrbStackが立ち上がっている場合
コンテナが起動している場合
具体例。サンプルLaravelプロジェクトを添えて
MacでOrbStackを利用されている方向けに作りました。サンプルですが参考にしてもらえると嬉しいです。
なんてことはない、Laravelプロジェクトです。強いて違うところといえば、先述のとおり、compose.yaml
においてportsの設定をなくしています。
サンプルアプリを立ち上げたら、http://php-app.laravelorbstack.orb.local/ にアクセスできるようになり、Laravelのデフォルトページが表示されます。
まとめ
Mac/OrbStack環境という縛りがありますが、MacでのDocker環境が更に便利になりました。OrbStackの今後にますます目が話せなくなりそうです。
え?httpsでアクセスしたいですか。。?Caddyやmkcertを使うと行けるかもしれません。OrbStackもしかしたら対応するかもしれません。。。!
ちなみに
OrbStackは現在Public Betaなため利用で使えます。ただこれが終わると有料化が予定されています。自分は課金して利用し続けたいと思っています。
予定としては8ドル/月のようです。
状況は変わるかもしれませんので、公式からの続報を待ちたいと思います。
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