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OrbStack 0.16.0 がリリースされ、FQDNで直接コンテナにアクセスできるようになりました

2023/08/11に公開

これはなに

OrbStackの新機能が便利なので興奮しています。公式発表はこちらです

https://docs.orbstack.dev/docker/domains

https://docs.orbstack.dev/release-notes#what-s-new

つまりなんだってばよ?

MacにてOrbStack(https://orbstack.dev) を利用されてDocker環境を構築されている場合、version 0.16.0にアップデートするとFQDNで直接コンテナにアクセスできるようになりました!!!

Mac/OrbStackでのローカルDocker環境の場合、compose.yamlにて、portsの設定をしなくても良くなりました。サンプルプロジェクトを用意しています。

例えば、以下のようにMacのホストやコンテナ内からアクセスできるようになります

  • http://{コンテナ名}.orb.local
  • http://{サービス名}.{プロジェクト名}.orb.local

コンテナ内からであればcurlコマンドを利用するなりして確認してみてください。

また、http://orb.local にアクセスできるようになり、起動しているコンテナにアクセスできるFQDNが表示されます。

OrbStackが立ち上がっている場合

コンテナが起動している場合

具体例。サンプルLaravelプロジェクトを添えて

MacでOrbStackを利用されている方向けに作りました。サンプルですが参考にしてもらえると嬉しいです。

https://github.com/tyamahori/LaravelOrbStack

なんてことはない、Laravelプロジェクトです。強いて違うところといえば、先述のとおり、compose.yamlにおいてportsの設定をなくしています。

サンプルアプリを立ち上げたら、http://php-app.laravelorbstack.orb.local/ にアクセスできるようになり、Laravelのデフォルトページが表示されます。

https://github.com/tyamahori/LaravelOrbStack/blob/main/.docker/local/compose.yaml

まとめ

Mac/OrbStack環境という縛りがありますが、MacでのDocker環境が更に便利になりました。OrbStackの今後にますます目が話せなくなりそうです。

え?httpsでアクセスしたいですか。。?Caddyやmkcertを使うと行けるかもしれません。OrbStackもしかしたら対応するかもしれません。。。!

ちなみに

OrbStackは現在Public Betaなため利用で使えます。ただこれが終わると有料化が予定されています。自分は課金して利用し続けたいと思っています。

https://docs.orbstack.dev/faq#free

予定としては8ドル/月のようです。

状況は変わるかもしれませんので、公式からの続報を待ちたいと思います。

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