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ゲーム日本語化翻訳で使ったツール等
某海外ゲームの有志日本語化プロジェクトで10,000文章程の校正やりました。
エンジニア下位レベルの英語力ですが、ツールのおかげでなんとかこなせました。
しばらくは他のプロジェクトに参加することは無さそうなので、
今回使ったツールをまとめておきます。
TOOL
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DeepL (デスクトップ版)
- ざっくり意味を取るときに。単語が欠落することがあるので訳文そのまま使うには注意が必要。
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Google翻訳
- DeepLの訳文が非常に怪しかった時に確認用。あまり使いませんでした。
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英辞郎 on the web
- 単語の意味がかなり詳しい。熟語例もすぐ見れるので頼りになる。一番使いました。
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weblio
- こちらは単語に対して例文が豊富。
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urban dictionay
- 英語スラングの意味を調べるために。説明文見ても意味分からんことも多い。
- 本職の方にはこんなとこ参照すんなとか怒られそうですが(どうなんですかね🤔?)
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LONGMAN
- 英古語を調べるのに使用。ほとんどは英辞郎とweblioで済んでました。
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ParaTranz
- 有志翻訳用コラボツール。プロジェクトリーダーが利用を決定しました。非常に便利。
- 検索が強力。翻訳、校正済み等のステータスと絡めて検索します。さらにissue登録や相談掲示板など。
- 個別文章ごとに、現プロジェクト内の近い文と訳文が表示されます。同単語を含んだの訳の統一感を出す際の作業負荷が下がるかと思います。
- 海外でのゲーム攻略wiki
- 細かく仕込まれている英語ネタの解説されていることがあります。ネタ元を調べるために大きなヒントになります。
- 英語wikipedia
- 文化や地方の慣習を調べる時に。
- 日本だとwikipedia引用は冷笑されがちですが、英語版もそうなのか🤔?
その他
ParaTranz
ParaTranzでは訳文や校正やるごとに、訳者へ評価値が加算されます。
プロジェクト参加時に翻訳実績あるとか無いとかの指標に使える感じですかね?
全プロジェクト総合の評価値のランキングが見れるのは面白いです。
上位陣はバケモノ揃いです!
日本語訳のポイント
- ツールが強力になると、語彙や作文的な知識つまり日本語能力の方が大事になってくる気がしています。王族のキャラクターが民間人に向けてどのように話すのか、とか。
- 原文を尊重する。ゲームが開発された国の文化性が面白みでもあるため、強い意訳で消さないように気をつける。
- 英歌詞やイントロネタは未訳のままか、日本語訳を当てるべきかで悩ましい。
- カタカナ翻訳は最後の手段。
- 英語のスペルをいじったりする、言葉遊びの訳が一番きつい…。
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