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URPのCameraStackを試してみる
URP(Universal Render Pipeline)で複数カメラを重ねて描画する方法であるCameraStack
を試してみる
URPのサンプルシーンを改造して
描画を2つのカメラに分け重ねて描画したいと思います
CameraStackを使う
1. サブカメラで描画するオブジェクトのレイヤーを変える
「チェーンソー」「ハンマー」「ペンキ」のオブジェクトにPostEffect
のレイヤーを設定し、MainCamera
のカリング設定からPostEffect
を外しました
PostEffect
のレイヤーのみを描画させる
2. サブカメラ(重ねるカメラ)を作成し、PostEffect
のレイヤーのオブジェクトのみが表示される
RenderType
にOverlay
を設定する
3. サブカメラ(重ねるカメラ)の重ねるカメラにするためURPで追加されたRenderType
というパラメーターをOverlay
に設定する必要があります
※メインとなるカメラにはRenderType
にBase
を設定する必要があります
先ほどまでPostEffect
のレイヤーのオブジェクトしか描画されていませんでしたが、サブカメラのRenderType
をOverlay
に変えることで、メインカメラの結果のみ描画されるようになりました
Stack
に作成したサブカメラを設定する
4. メインカメラのStack
にサブカメラを割り当てることによって複数カメラの結果を重ねて描画することができました
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