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MarkdownでWordPressを使いたかった僕が最終的に行き着いた運用方法

2020/03/01に公開

こんにちは、たつきちです。

エンジニア歴12年ぐらいで今はベンチャー企業のCTOをしています。

このブログを始めたとき、自分の中で

  • 記事はMarkdownで書きたい
  • 書きたいだけじゃなく、記事データのポータビリティのためにもMarkdownで残したい
  • 見た目が美しいテーマを使いたい
  • 内部SEOによく配慮されたテーマを使いたい
  • テーマを自作はしたくない

という条件がありました。

この記事では、結局どうやってこの条件を満たしたのかについて紹介します。

正直めちゃめちゃ小ネタですが、ぜひ最後までお付き合いください。

最初はGhostとGravを試した

とりあえず自分はエンジニアなので素人向けのCMS以外にも色々な選択肢を取りうると思い、

の2つを試してみました。

しかしいずれもまだまだ有志によって提供されているテーマの数が少なく、結局

  • 見た目が美しいテーマを使いたい
  • 内部SEOによく配慮されたテーマを使いたい
  • テーマを自作はしたくない

これらを満たそうと思ったらWordPress一択になる、という結論に行き着きました😓

WordPressでJetpackプラグインを試した

というわけで、今度はWordPressで 「Markdownで記事を書ける&記事データもMarkdownのままデータベースに保存される」 ような機能を提供してくれるプラグインはないかと探し、Jetpack というプラグインを使えばそれができるということが分かりました。

しかし、これを導入した上で、適当なテーマを適用して実際に形にしてみようとアレコレしているうちに、 Jetpackプラグインを使ってMarkdown形式で保存した記事データは get_the_content()get_the_excerpt() といったWordPress関数で記事本文を取得できない ということに気がつき、実運用には耐えないと判断せざるを得ませんでした😓

結果、最終的に行き着いた方法は…

https://twitter.com/ttskch/status/1221801222920757250

というわけで、結局行き着いた運用方法は、

  • 記事はMarkdownで書く
  • 書いたMarkdownをWordPressのエディタ(Gutenberg)に貼り付けて記事にする
  • 元ネタのMarkdownはMacのメモアプリで保存しておく

という超アナログなものでした。

が、よくよく考えてみれば自分が最初に挙げていた条件

  • 記事はMarkdownで書きたい
  • 書きたいだけじゃなく、記事データのポータビリティのためにもMarkdownで残したい
  • 見た目が美しいテーマを使いたい
  • 内部SEOによく配慮されたテーマを使いたい
  • テーマを自作はしたくない

これらを満たすためには、別にCMSのデータベースにMarkdown形式で記事が保存されている必要はなくて、今回行き着いた運用できれいに解決できていました。

結果、特にストレスもなく気持ちよく運用できています。発想の転換というやつは大事だなと思ったのでした。

まとめ

  • WordPressの中だけで完璧なMarkdown運用をできるソリューションは現時点で多分存在していない
  • 案外 Markdownで書いた記事データを別途メモアプリで保存しておく というアナログ運用でも十分だったりする

ということで、同じように悩んでいる人に少しでも参考になれば嬉しいです。

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