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Cursor で定額制 AI ペアプロへの道

2025/04/12に公開
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Cursor デビュー 🎉

最近、ようやく Cursor を使いはじめました。
VSCode + GitHub Copilot で AI に触れ始め、Claude デビューするもコストでくじけ、定額安心な Cursor にたどり着きました ☺️

最近は AI モデルを選べるエディタが一般的で、いずれも Claude が利用できるケースが多いです。そのため、もっぱら自分の関心はコスト効率の良さに向いてきています 💸

Cursor の料金体系について 💳

わたしが利用しているのは Pro プラン($20/月)です。

Cursor は定額制のプランで、安定して利用できます。
「今月どれくらい使ったかな…?」といった不安が少ないので、開発に集中できるのが嬉しいポイントです 😊

ただし、API の高速なリクエストの回数には上限があるため、わたしはなるべく大きな課題をまとめて投げるように意識しています。
細かく何度も聞くよりも、背景や目的をまとめて質問したほうが AI からの回答も精度が高くなる印象です 📈

効率的な AI との対話方法 🧠✨

リクエスト回数に制限がある以上、1 回の質問でどれだけ有益な回答を引き出せるかがとても重要です。
そのためにも、「AI に何を知っておいてほしいか」をあらかじめ伝えておくと効果的です。

Cursor では User Rules.cursor/rules 下の .mdcファイルMCP を用いることで、AI がプロジェクト特有のルールや前提知識を把握できるようになります。

User Rules

大きなレスポンスを返させる想定なので、「敬語をやめる」「絵文字を活用する」など文章量を圧縮し、読み手が理解しやすくする工夫は有益です!

また、最近追加された機能である Extended thinking models(拡張思考)についてはやり取りの中で反芻してしまうことがあるようなので、思考過程を繰り返さないような指示も記載しました。
https://docs.anthropic.com/ja/docs/about-claude/models/extended-thinking-models

わたしの使う User Rules(4/14時点)がこちらです

Always respond in 日本語

ニュアンスがわかりやすいよう、絵文字を交えてください。
敬語は使わない。

コード生成の際は動作確認ができるようにステップを刻んでください。
憶測で作業を始めず内容を確認してから作業を進めてください。
質問はできるだけ簡潔に、一言で答えられる程度の内容にしてください。
図解は mermaid で示してください。

また、思考過程は繰り返さないでください。

.cursor/rules

プロダクトの基盤をしっかり共有しましょう!
ライブラリや設計方針など外部に出ているドキュメントがあれば README.md や、専用に docs ディレクトリなどを設けて組み込んだ上で、そのパスを教えてあげましょう。

わたしはプライベートリポジトリで Cursor の設定を別管理して、複数のプロダクトで git submodule として取り込んでいます。
これによって、AI の実践の場が増えるので、rules を育てやすくなっています!

MCP(Model Context Protocol)

聞き返しを増やさないためには情報源を増やすことですが、MCP は今一番アツいコンテキストライブラリではないでしょうか?
特に操作方法の伝授などは人間側の理解が追いつかないと聞き返しに繋がりますが、AI が操作を行ってくれれば言葉すらもいらなくなるのです! ✨️


おすすめの MCP パッケージ 📦

✅ playwright MCP

ブラウザを自動的に操作してくれるので、AI に任せられる範囲がぐっと広がります。
AI にとっても「見てもらったほうが楽」なことがあるのではないでしょうか!
(正直、最初は操作を乗っ取られることに恐怖を感じましたが…😨)

Playwright MCP

✅ GitHub MCP

GitHub 固有の情報(Issue や PR など)をローカルのコードと合わせて解釈できるようになります。現場では過去の PR に要件が書かれていたりすることも多いので、自身が書かなくてはならない情報を減らすことができ、とても実用的です!

GitHub MCP

GitHub のアクセストークンが必要となるので、オープンなサーバーは使用せずローカルで Docker を立てて使用します。
使い勝手が難しかったので、こちらの記事を参考にさせていただきました。

https://zenn.dev/smartround_dev/articles/d2050ff70a1311

おわりに 📝

AI 誕生に立ち会えた世代でありつつ、コーディングに触れる最後の世代であろうと感じています。

現時点で、Cursor こそがエディタと AI の一体感を最も体感できるツールだと考えています。
コスト面でも非常に優れており、エディタを超えた権限(ブラウザ・GitHub、その他サービス)を与えることで、できることがどんどん広がっていきます。

変化の激しい中でも流されず、コストと安全性を意識しながら新しいものを取り入れていければと思います。

(⚠️この記事はAIによる加筆・校正が行われています)

Discussion

ttaniguchittaniguchi

利用している User Rules を書いてみましたが、最近は毎日更新されています 😅