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WSL2でGit認証を毎回聞かれないようにする

2022/02/15に公開
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概要

WSL2 環境で快適(かつ安全)に Git を使用できるようにするため、Git Credential Manager for Windows と、WSL の Linux 環境を連携させます。

手順

Git Credential Manager for Windows をインストールする

  1. 以下のページのDownload and Installlatest installerを選択します。
    https://github.com/microsoft/Git-Credential-Manager-for-Windows#download-and-install

  2. GCMW-{version}.exeのファイルを選択してダウンロードしインストールを実行します。

WSL2(Ubuntu)側の Credential Manager 呼び出し設定

Git の global 設定のcredential.helperを、Windows 側の Credential Manager を使うように設定することで、認証情報を安全に保存できるようになります。

  1. WSL2(Ubuntu)のコンソールで以下コマンドを実行します。
shell
git config --global credential.helper "/mnt/c/Program\ Files/Git/mingw64/libexec/git-core/git-credential-manager.exe"

初回 PUSH 時に認証情報を聞かれると思います。それ以降、認証情報を入れずに操作できるようになります。

株式会社トッカシステムズ

Discussion

Yasumichi AkahoshiYasumichi Akahoshi

記事修筆時点と状況が変わっているのだろうと思いますが。

WSL で Git の使用を開始する | Microsoft Learn

現在では、 Git Credential Manager は Git for Windows に含まれており、最新バージョンは Windows 用の新しい Git リリースごとに含まれているそうです。

また、 credential.helper のパスは、Git のバージョンにより、微妙にことなっているようです。

インストールされている GIT が >= v2.39.0 の場合

git config --global credential.helper "/mnt/c/Program\ Files/Git/mingw64/bin/git-credential-manager.exe"