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【アーキテクチャ事例紹介】Shopify with AWS, with GCP

2024/12/06に公開

こんにちは🐱

株式会社 Tsuzucle SPRING 開発事業部にフリーランスインフラエンジニアとして参画している はらしゅん です。

今回は、私がこれまで構築した Shopify と AWS / GCP と組み合わせたアーキテクチャを紹介したいと思います💡

事例1️⃣:Shopify with AWS, Mountpoint for Amazon S3, vsftpd

本アーキテクチャのポイント

  • オンプレ基幹システムは、FTP プロトコルで商品情報 CSV を転送したいという要件だった
  • そしてその商品情報 CSV は、Shopify に取り込ませるためにはデータ整形する必要があった
  • [元 CSV を S3 で受信] -> [発火した Lambda で整形し、S3 にアウトプット] -> [整形後 CSV を S3 に取りに来てもらう] と考えたが、オンプレ基幹システムも Shopify も S3 に直接データ転送/取得させることはできなかった
  • FTP(vsftpd)を導入した EC2 で CSV を送受信しなくてはいけなかった
  • Mountpoint for Amazon S3 を使い、Linux 上のフォルダと S3 をマウントすることにより、S3 と Lambda による ETL の仕組みを実現できるようにした

所感

  • タダ同然の月額ランニングコストで本アーキテクチャを組むことができて、自分でもビックリ🤑

事例2️⃣:Shopify with AWS & HULFT

本アーキテクチャのポイント

  • HULFT を使い、基幹システムからの連携データ受信/送信を行っている
  • 本アーキも事例1と同様に Mountpoint for Amazon S3 を使い、Linux 上のフォルダと S3 をマウントすることにより、S3 と Lambda による ETL の仕組みを実現できるようにした

所感

  • HULFT は相変わらず良く出来てる
  • APIGW, Lambda, S3 のデプロイには、Serverless Framework を活用した

事例3️⃣:Shopify with GCP & Airbyte

本アーキテクチャのポイント

  • Airbyte という OSS を使って、Shopify 上のデータを Google BigQuery にデータ連携している

所感

  • Airbyte、日本語情報はまだ少ないけど、とても良く出来てる
    • データ連携の頻度、データ更新方法(差分、全件 etc..)GUI で簡単に設定できる
  • GCP を久しぶりに触ったが、メトリクス・監視周りがとても進化していたと感じた

また事例が増え次第、この記事に追加していきたいと思います💡

お楽しみに🐶

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