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if文なしで値や処理を切り替え|条件付きスイッチ機能を追加

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コードが前回投稿したライブラリtriggonの PyPI インストール数が、ついに 500 を超えました!
↓ 基本的な使い方を紹介した記事はこちら
If文(条件分岐)なしで処理を自動で切り替えるPythonライブラリを開発

今回は、次回のアップデートで追加予定の新機能の1つをご紹介します。

このライブラリは、トリガーポイントを通過すると、対応するラベルの値などが切り替わるものです。今回のアップデートにより、関数に「条件式」を渡してトリガーを制御することができるようになります。

サンプルコード(実装予定)

(READMEから抜粋)

tg = Triggon("A", True)

def example(num: int):
    # "num == 0" が Trueの場合のみ、トリガーが有効になる
    tg.set_trigger("A", cond="num == 0") 

    flag = tg.alter_literal("A", False)
    print(flag)

example(10) # 出力: False
example(0)  # 出力: True

キーワード引数condに条件を設定することによって、条件がTrueの場合のみトリガーを発動します。※ if x == 5: のような文はサポートしておらず、あくまで比較式のみに対応しています。
内部ではast+eval()を使っていますが、比較文以外はエラーになるように安全設計されています。

↓ その他の2つに機能については、サンプルコードと一緒にREADMEに掲載しています。
README(日本語版)

次回アップデート(v0.1.0b3)は 来週予定ですが、
ソースコードはすでにGitHub上で公開しています。気になった方はぜひチェックしてみてください!

🔗 GitHub -> tsuruko/triggon
🔗 X -> @12tsuruko

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