【最強すぎる】StackBlitzがまたやった…

2024/10/04に公開

はじめに

こんにちは!普段は趣味でNext.jsやTypeScriptをメインに開発している【つく】です!
ViteConf 2024を見ていて、んでもない衝撃を受けたセッションがあったので、その興奮を記録しておくためにも記事を書いてみました。

自分の紹介はとりあえずこれくらいで、早速本題に行きましょう。

StackBlitzがまたやった・・・

こんなタイトル・見出しですが、
もちろん貶すつもりは一切なく、むしろ「凄すぎる」という話です。
StackBlitzといえば、優れたオンラインIDEでお馴染みの企業。

そんなStackBlitzは毎年ViteConfにスピーカーで登壇されていて…
そのたび便利な機能をリリースしたり紹介したりと、もうやばすぎなんです😇
(“また”良い意味でまた驚かせてくれたわけです🙇‍♂️)

これまでにテーマになっていたものとしては以下のものがあります。

今年は何を発表するのかなと思っていたら、なんと今回は生成AI絡み!!
いやまぁ、スケジュールには書いてあったので知ってはいました。
「まあ、IDEにAIを組み込むんだろう」と予想していました。

Keynote: WebContainers and AI

そこを超えてくるのがStackBlitzチームの皆様。
現状最強とも思わせる生成AIでの開発ツールboltをリリースしたんです。

Boltの登場

はじまりはこのポストから。

(Deepl翻訳)
AI開発製品(Claude、v0など)でパッケージのインストール、バックエンドの実行、コードの編集ができたら?
StackBlitzのhttp://bolt.new:

  • フルスタックアプリのプロンプト、編集、実行、デプロイ
  • フロンティアAIとフル開発環境(npm、Vite、Next.js、...)
  • 無料!

「はいはい、プロンプトを入力して...」
「コードが生成されて(v0と同じかな)」
「そして、プレビューができて……ん???」

プレビュー

衝撃を受けて間もなく、スポンサー企業からもこの発表後にすぐに投稿。

やばいでしょって話だよね(心の何かの声)

もともとオンラインIDEとしてもフルスタック開発ができたStackBlitz。
NativeScriptだってテンプレにあった。
だからといってここまでしちゃいますか・・・。

v0でNext.jsの開発が少し楽になったと思ったら、
さらにBoltでいろんなことができるように…時代が進みすぎてる…。

興奮のまま自分でも試してみた

ポストでも一目で違いが分かるように、以下のプロンプトで実行してみました。

Please create slides explaining Tokyo using slidev. The text should be in japanase.
東京について説明するスライドをslidevを使って作って。テキストは日本語で。

見える!見える!v0では見えなかったスライドが!
(boltの方は通常1枚表示のところをサムネイル表示にしています。)
画像のみ抽出したもの

未検証の事柄

ここまで聞くと、「boltが最強じゃん」と思うかもしれませんが、場合によってはv0のほうが良い場合もあるかもしれません。 特にNext.jsの最新機能を使いたい場合、Vercel側の新サービスと連携するケースでは、v0の方が反映が早い可能性があります。

これはまだ未検証なので、今度試してみたいと思っています。

まとめ

この優秀すぎる開発ツール、Bolt。
ぜひ皆さんも使いこなして、開発をスムーズに進めていきましょう!

と、ここで終わってもいいのですが、他の生成AIツール同様、やはり「最終的には人間がきちんと判断する必要がある」という点は強調しておきたいと思います。

ライブのコメント欄にも「ちょっと怖いな、最終的にはちゃんと書ける人が判断しないとね(意訳)」といった意見がありました。

とはいえ、面倒な環境構築が一瞬で終わるだけでも多くのエンジニアにとって助かるはずなので、皆さんも各自のポリシーに反しない範囲で適切に使ってみてください。


きっと生成AI系のXアカウントでv0からBoltに乗り換えるアカウントも出てくることでしょう。
明日以降のXが楽しみですね🤣 楽しみましょうインターネット。

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