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【合格しました!】Datadog Fundamentals 認定試験 体験記&勉強法

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Datadog Fundamentalsとは

先日、Datadogの認定資格である 「Datadog Fundamentals」 を受験し、無事、合格することができました。

この記事では、「これから受験を考えている」「どんな勉強をすればいいか知りたい」という方のために、私が実践した学習の全行程と、試験当日に感じたことを、できる限り詳しく共有していきたいと思います。

私がこの資格を取得しようと考えた背景には、業務でDatadogに触れる機会が増え、「だ断片的な知識ではなく、体系的な理解を自分のものにしたい」という建前と、資格取得による会社からの奨励金目的、そして業務上のメンバーを指導する立場としてのプライドなど渦巻く思いがありました。
さて、Datadogは非常に多機能なため、日々の業務で使う機能には詳しくなっても、プラットフォーム全体の思想や各機能の連携については、意外と知識が抜け落ちがちです。

この「Datadog Fundamentals」は、そうした知識の穴を埋め、自信を持って「Datadogを扱えます」と言えるようになるための、まさに最適な試験だと感じています。普段触ってない機能については本当にサッパリわからず、試験勉強を通じて身につけられた実感がありますね。SREやインフラ、アプリケーション開発といった役割を問わず、Datadogに関わるすべての方にとって、確かな基礎力を証明する第一歩となるのではと。

Datadog Fundamentals試験の概要

https://www.datadoghq.com/ja/certification/overview/

試験の立ち位置と価値

Datadogの認定資格は3種類(2025/6時点)存在しますが、Fundamentalsはその名の通り “すべての土台となる基礎” を網羅的に問うものです。日本語化されているのは現時点でこれだけですね。
ここで学ぶ知識、例えば「メトリクスとは何か」「タグの戦略はどうあるべきか」といった概念は、より上位の資格を目指す上でも必須の共通言語となります。

受験形式(オンライン/テストセンター・日本語対応)

  • 選択肢: オンライン(自宅など)か、指定のテストセンターでの受験かを選択可能です。
  • 私の選択: 私は自宅のPCとWebカメラを利用したオンライン受験(日本語)を選びました。
  • 注意点: オンライン受験のチェックインは厳格です。机の上にはPC以外何も置けない、などガイドラインに沿った対応が事前に事前に環境を整えておきましょう。

問題形式と合格ライン

  • 問題数: 全90問(うち15問は採点に影響しない基本問題。pythonとか)
  • 形式: ほとんどが3択の選択式問題。日本語で出題されるため、英語に不安がある方でも安心して受験できます。試験監督とやりとりが発生するときはチャットは英語のはずですので心の準備を。
  • 合格ライン: 75問中60問だったかな?
  • 合否判定: 試験終了後、画面に即時表示されます。

受験料について

  • 私が受験した時点では 100USD でした。

合格へのロードマップ:私が実践した4ステップ学習戦略

ここからがこの記事の核心です。私が「これは効果があった」と確信しているリソースと、その活用法をステップごとにご紹介します。

ステップ1:公式試験ガイドを「学習の羅針盤」にする

まず手をつけるべきは、Datadog公式(上のリンク)の 『試験ガイド』 にあります。
pdfで公開されるので、これを把握。いまならNotebookLMに読み込ませて試験対策ページをつくるのもいいですね

ステップ2:Learning Centerで知識を「体験」として刻む

https://learn.datadoghq.com/courses/datadog-foundation

次に、公式の 「Learning Center」(オンライン講座) を活用しました。
知識をテキストで学ぶだけでなく、実際にDatadogの画面を操作するハンズオン形式のラボが非常に有益です。業務で触ってない方はかならず登録しましょう。

ステップ3:問題集を繰り返す

SlackのDatadogコミュニティで質問したところ、(なぜかDMで…)note問題集を紹介していただき、こちらを活用しました。

https://note.com/data_ku/m/m6e9b2cf20e3c

失礼ながら聞いたことがなかったのでちょっと調べるとSnowflakeコミュニティとも公式コラボしていた実績があり、信頼感アップ。 買ってみると解説が充実しており不正解の理由も書いているので3周しっかり回しました。

ぶっちゃけ、めちゃくちゃ似た問題がバンバン出ました。(体感9割ちかく)
追記:そっくりそのままの問題ではなく、この問題集やっていれば「…あれのことか!わかった!」という場面が9割くらいあったということです。Pythonの問題は全然ヒットしてなかった気がしますが採点対象外だから気にしないでOKかと・・
余談ですがdatadogコミュニティはあんまりオープンに話す文化がない(シャイな人が多い)のかな?と感じてます。

訂正(6/30)申し訳ございません。私が参加していたslackチャンネルとは別に、大いに盛り上がっているユーザー会チャンネルがあるようです。大変失礼いたしました。お詫びいたします。

試験当日

オンライン試験を受けたことのある方ならご存知かと思いますが、部屋の片付けなどが面倒でしたね。部屋に人が入ってこないように調整したりも必要です。
テスト自体はとくにトラブルなく合格判定がでてホッとしました

まとめ:Datadogユーザーなら挑戦する価値のある資格

Datadog Fundamentals認定は、Datadogという最近話題のなツールを使いこなす上で、自身のスキルと知識を客観的に証明してくれる、非常に価値のある試験です。ぜひトライしてみてはいかがでしょう?

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