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【Unity】Projectのフォルダ構成とGitでの管理
新規でUnityProjectを作成した時に、作成されるフォルダ構成について解説しています。
1. Unityプロジェクトのフォルダ構成
Assets
- ユーザーが独自に追加するサブフォルダ(
Scripts
,Prefabs
,Scenes
など)をこの中に作成。 - このフォルダはGitに必要です。
Library
- Unityエディタがプロジェクトのインポート済みアセットやメタデータをキャッシュするフォルダ。
- 削除するとUnityが再構築します。
- Gitに含める必要なし。
Logs
- Unityがエディタやビルド中に発生したログを保存するフォルダ。
- 削除するとUnityが再構築します。
- Gitに含める必要なし。
Packages
manifest.json
: プロジェクトで使用するパッケージの一覧。
packages-lock.json
: パッケージの依存関係やバージョン情報。
- Unity Package Managerで管理されるパッケージ情報を格納するディレクトリ。
- このフォルダはGitに必要です。
ProjectSettings
ProjectSettings.asset
: プロジェクトの全般的な設定。
EditorBuildSettings.asset
: シーンのビルド順序設定。
InputManager.asset
: 入力(キー、コントローラー)設定。
QualitySettings.asset
: グラフィック品質設定。
- プロジェクトの各種設定ファイルが格納されるフォルダ。
- これもGitに必要です。
Temp
- Unityエディタが一時的に使用するデータが格納されるフォルダ。
- プロジェクトを閉じると削除される場合があります。
- 削除するとUnityが再構築します。
- Gitに含める必要なし。
Obj
- コンパイルに関連するデータを一時的に保存するフォルダ。
- 削除するとUnityが再構築します。
- Gitに含める必要なし。
2. Gitで管理するフォルダ
Assets
-
ProjectSettings
(プロジェクト設定の共有に必要)。 -
Packages
(パッケージ依存関係を共有)。
3. .gitignoreに設定すべきファイルとフォルダ
# Unity関連
/[Ll]ibrary/
/[Tt]emp/
/[Oo]bj/
/[Bb]uild/
/[Ll]ogs/
/[Uu]ser[Ss]ettings/
# Visual Studio関連
.vs/
*.csproj
*.sln
# MacOS関連
.DS_Store
# Windows関連
Thumbs.db
# Builds
*.apk
*.exe
*.unitypackage
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