2024 年振り返り
はじめに
前職の同僚が1年間の振り返り記事を書いており、それを読んで面白かったので、自分もやってみようと思いました。
思えば、転職などで現場を離れると、久しぶりに会えても深い話はしにくいものです(口頭だと伝えるのも難しい...)。
そんなこともあり、こうして記事にしておけば、久しぶりに会う友人とも盛り上がれるし、自分自身の備忘録にもなるんじゃないかな〜という思いで筆を走らせています😃
プロフィール
- フロントエンドエンジニア5年目
- 26歳、都内在住
- 本業に加え、副業でもフロントエンドの実装をしている
本業での取り組み
技術的な業務に関わる内容
動画周りの実装
動画ストリーミングを検討する機会があり、HLSやMP4といった動画フォーマットの違いを調査しました。
キャリアの中で動画についてちゃんと触れたのはこれが初めてで、再生環境の互換性などを考慮して、要件に最適な技術を提案しました。
その他の開発
具体的な要件を書くのは控えますが、本業ではbizから依頼される案件単位での開発が主になります。
案件の期間は短いもので1週間程度、大きいものだと1年単位で進めるものもあります。
技術スタックは、古い環境・過渡期の環境・リプレイス環境(Next.js)の大きく3種類。
自分が担当する業務では、過渡期の環境(旧環境上でReactを部分的に使ったアイランドアーキテクチャのような形)で実装することが多いです。
リプレイスを専任で進める部署が別にあるため、自分は事業案件の開発をメインで担当していました。
使用技術
- VBS(フロントエンドエンジニアはテンプレート側のみを開発)
- React
- Next.js
リプレイス業務への参画
リプレイスチームを増員することになり、自分の所属チームが2つに分割され、一方がリプレイスチームとなりました。
その結果、自分もリプレイス業務に加わることになりました。
弊社のリプレイスは、旧環境の仕様を取り漏らすことなく調査し、新しい技術で完全に再現する方針です。
他社の事例を見る限り、リプレイスのタイミングで要件を見直すことが多いらしいですが、弊社では既存仕様をそのまま引き継ぐため、他社事例を参考にできない場面も多いです。
調査漏れを防ぐために、既存実装をセクションごとに分割してコードリーディング → ドキュメント化 → 相互レビューというフローで調査を進めています💪
そのほかの活動
新卒メンバーのメンター
現在IT2社目で、初めて現職でメンターを担当しました。新卒メンバーの研修から業務のサポートまでを行なっています。
前職では中途採用の未経験エンジニアのマネジメントを経験していたものの、大学卒業後間もないメンバーを担当するのは初めてでそこに感覚の違いがあり、面白かったです。
(例: 中途メンバーと比較し、技術的な面以外にも社会人としての動き方なども伝えて行った方が良いという違いがある)
採用業務
昨年度に引き続き、採用活動に関わらせていただいています。
エンジニア2,3年目までは採用業務に関わることについて、意味が薄いと考えており比較的ネガティブに捉えていましたが、なんでもやれることはやってみようと考え方が変わったタイミングがありました。そこでちょうどお声がけをいただき携わらせていただいています。
実際に採用に関わると、今まで気にしなかった会社の状況に気を配るようになったり、候補者からの質問に答えられるよう会社概要を確認したりなど自分が所属する組織への解像度が格段に上がりました。
また、技術的な質問に答えられるように業務では関わらないトレンドもある程度追うようになったり、会社としてのアピールポイントを作るために開発体験を改善したくなったりなど副次的に自分自身を成長させる要素が多いことに気がつきました。
今では採用に関わらせていただいて良かった、とてもありがたいと考えております。
輪読会の実施
チームで輪読会を行いたいと思い立ち、提案から運用までイニシアチブを持って取り組み、1年間を通して続けることができました。
来期からチームが分割されるためすでに分かれて活動していますが、各々で輪読会が実施されており定着まで行えていると思います。
輪読会のスタイルとしては、読書は各々が自由なタイミングで行い、週に1度ディスカッションの時間を設けるスタイルで運営しています。ファシリテーターは持ち回りで、その週のファシリ担当者がその週の読書範囲を決め、要約を議事録に記載しておきます。
中でも、輪読会をきっかけにアクセシビリティへの熱量が高まったのがやって良かったな〜というポイントです!
副業
2024年は副業を2社経験しました。同時並行せず、土日に週10時間程度稼働するスタイルです。
1社目
コーポレートサイトの実装を請け負いました。Next.jsのAppRouterを採用し、比較的シンプルな要件でしたが、AppRouterの概要をつかむ良い機会になりました。
2社目
YOUTRUSTからお声がけ頂き、参画しました。
使用技術がNext.jsで、本業にてリプレイスが進みNext.jsの知見が必要になるため、ちょうど良いと考えて請け負いました。感謝!
実装対象はファンアプリで、クライアントサイドのwebアプリケーションと管理画面の2種を実装しています。
クライアントアプリはPWAでの使用も想定されているため ServiceWorker に初めて触れるなど良い機会となっております。
2025年、今後やりたいこと✨
本業でのさらなる活躍
本業の所属会社をとても気に入っており、今の場所で活躍したい思いが強いです🫶
また継続して同じプロダクトや組織の課題に向き合い続けた人間にしか請け負うことのできないタスクというものも存在すると考えています。
前職では2年半程度で転職してしまいましたが、辞めてからもその時の同僚とは交流があり、色々と話す機会がありました。
その中で、留まっていればより深い課題に取り組むことができたのかもなぁと考えることがしばしばありました。
そこで、現職では長期的に組織に対し向き合い続け、改善を進めていきたいと考えています。
具体的には、リプレイスチームに移動したばかりなので、まずは担当したリプレイスを成功させ問題なくリリースできればと思っています🔥
バックエンド開発
前職で半年、個人開発で1年ほどバックエンドを書いていた経験があるのですが、業務で継続して取り組んだ経験がないため挑戦したいです。
主な理由は、組織全体に関わる課題に取り組む機会はバックエンドの方が多いように感じているからです。
開発組織全体で責務が違うためどの部署も重要なミッションに取り組んでいると思いますが、その中でも一度バックエンドを経験しておくと、どこに所属しても良い動きができるのではないか?と考えました。
フロントエンドから離れたいわけではないため、あわよくば副業先でGoやJavaなどを使って開発できたら良いな〜などと考えています🤤
インフラ周りの知見をつけたい
バックエンド開発と少し被りますが、やはりインフラ周りの知見もある程度は身につけておきたいと思う場面が多いです。
特に最近では、フロントエンドもNode.jsのサーバーを持ち、SSRすることが増えたり、キャッシュの考慮をしたりなどクライアントサイド以外にも色々と考えることが多いと感じます。
またインフラの知見がないと、致命的なミスに繋がったりしてしまうのではという不安があります。
致命的なミスまではいかなくとも、サーバー環境でのデバックに手間取ったりはしているため、今後はインフラ周りのキャッチアップにもある程度力を入れていきたいと思います!
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