GW14連休で全く休んだ気持ちにならなかった僕が『世界の一流は「休日」に何をしているのか』から学んだ戦略的休息術
皆さん、こんにちは。TRUSTART株式会社の神野です。
突然ですが、私自身は今年のGWに14連休を取得しました。
社会人4年目で、前職時代を含めるとこれまで常に仕事のことが頭にあり、長期での休暇も取得していなかったので、大学生以来の休暇です。
ただ、見事に 全く休んだ気持ちにはなりませんでした。
休暇中はPCも開かず、スマホからSlackのアプリもアンインストールしたにもかかわらず、です。
そんな僕は休んだ気持ちになりたい一心で、『世界の一流は「休日」に何をしているのか』 という本を読みました。
今回は、この本をもとに自分なりの休息方法を見つけたいと思います。
なぜ、休めないのか?
連休中、物理的には仕事から完全に遮断されているはずなのに、頭の中は常に「開発スケジュールは問題なく進んでいるか」「納品業務は滞りなく遂行されているか」...
この感覚は、特にキーポジションを担っている社会人皆さまに通じる話ではないでしょうか。
この「休めない」感覚の正体は、 「休むことへの罪悪感」 でした。常にアウトプットを求められる環境にいると、何も生み出していない時間、つまり「休息」に対して、無意識にネガティブな感情を抱いてしまう人が特に多いのではないでしょうか。
この状態では、いくら時間があっても心は休まりません。では、どうすればこの状態から抜け出せるのでしょうか。
僕が実践しようと思った3つのこと
休息が決して怠惰な時間ではなく、最高のパフォーマンスを継続的に発揮するために不可欠な 「戦略的スキル」 であると本書では紹介されています。
- 「疲れる前に休む」を強制的に仕組み化する
僕たち日本人は体力のバッテリーが残り10%になってから、ようやく「休まなければ」と考えがちです。しかし、本書では 「疲れる前に休む」 ことの重要性が説かれています。
僕は毎週、土曜の午後にかかさず整体の予約を入れるというルールを設けています。
が、それまでは仕事をすることもあれば、サウナに行くこともあったり、整体に行く、というイベントの前後の予定はきちんと決められていませんでした。
そこで、整体後は物理的なデバイスから解放され、仕事をしない時間という位置付けにし、整体前は読書をしたり、仕事以外でチャレンジしたかった技術的なことに対して時間を使うことを決めました。
- 「休日をデザイン」し、目的意識を持つ
本書には 「休日を事前に計画し、デザインする」 ことの重要性も書かれています。行き当たりばったりに過ごすのではなく、目的意識を持つことで休息の質は大きく向上します。
そこで、僕は前述した通り、土曜日に整体に行くことだけは決めていたので、AIや技術的なキャッチアップを16時まで行い、以降は整体とデバイスから解放される時間を作ります。
日曜日は、午前中は休息の時間として、公園や散歩といった、動のアクティブをすることに時間を費やし、午後は月曜日に向けて仕事の整理やスケジュールを決めたり、スケジュールを鑑みて必要な仕事をする時間、として設定することにします。
あえて時間制限を設けることで思考を研ぎ澄まし、締め切り効果を活かして最高のアウトプットを生み出します。
- 「Do more with less」で休息時間を捻出する
そもそも休息時間を確保できなければ、戦略も何もありません。
日々の業務で無駄を徹底的に削り、時間を捻出することが重要です。
本書では、ムダな会議をなくす(アジェンダのない会議は、即刻中止する など)、やるべき会議をコンパクトにする(会議は意思決定の場にする など)ことが重要だと述べられています。
僕は元々定例会議や生産性のない会議は設定しないようにしているので、さらにドキュメントを整備して、自分への問い合わせを減らしたり、定例タスクをスクリプトで自動化したり、など日々の業務をさらにコンパクトできるように尽力したいと思いました。
まとめ
「休息はスキルである」という言葉に、はっとさせられました。
これまで「疲れる前に休む」ことが苦手でしたが、これからは疲れを感じる一歩手前で、意識的にデジタルデトックスを取り入れていこうと思います。
もし「休みたいのに休めない」と悩んでいる方がいれば、ぜひ本書を手に取ってみてください。
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