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はじめてのSigma「Fundamentals 01: Getting Around」

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はじめに

mizuhoです。Sigma(Sigma Computing)のトライアル環境で早速QuickStartsで色々触ってみました。
Sigmaに関しては全くの初心者なので、まずは基本となる”Fundamentals”から始めてみることにしました。
なかでも概要説明中心の”Getting Around”をやってみたので、ご紹介したいと思います。

このハンズオンで習得できること

Getting Aroundでは、主に以下の項目について紹介されています。

  • トライアルアカウントからのログイン方法
  • 画面のナビゲーション
  • 用語の説明
  • 基本的な機能について
    • ページ・コンテナ
    • 共有
    • スケジューリング
      順を追ってみていきたいと思います。

トライアルアカウントからのログイン方法

トライアルアカウント作成後、Sigmaから環境招待のメールが届きます。
件名:xx (xx@sigmacomputing.com) has invited you to join Truestarco on Sigma

URLにアクセスすると以下の画面が表示されるので、画面に従ってサインアップします。

ログイン後はこのような画面が表示されます。
今回はチームでのトライアルだったので、ユーザーを作成していきましょう。
"Invite your Colleagues"をクリックします。

招待したいユーザーのメールアドレスと、アカウントタイプを選択します。

招待が完了すると招待リストに登録され、ユーザーに設定用のメールが飛ぶので上記と同様にサインアップしていけばOKです。

画面のナビゲーション

以下のキャプチャがSigmaのトップ画面です。
①Papercrane ホームボタン
②Create 新規作成ボタン
\quadワークブックやデータモデルなどの新規作成
③My Contents マイコンテンツ
\quad ちなみにMy documentsは個人フォルダなので他メンバーはアクセス不可
④Connection section コネクションエリア
\quad コネクションの一覧を表示
\quad デフォルトでサンプルDBが準備されており、Quickstartsではこのデータを使用
⑤Administration 管理者画面
\quad 管理者権限があるユーザーのみアクセス可能
⑥User Profile プロフィール
\quad ユーザー自身のプロフィールの変更などが可能
⑦Help ヘルプボタン
\quad チャットによる問合せの他、ドキュメントやコミュニティへのアクセスも可能

用語の説明

Sigmaでよく使われる用語は次の通り

  • ワークブック :Excelでいうところのファイル
  • ページ :Excelでいうところのワークシート
  • テーブル :ページ上で表示されるデータで、スプレッドシートのようなUI
  • 入力テーブル :データ編集が可能なテーブルで、空のテーブルの他、既存のテーブルを元に生成も可能
  • モーダル :何らかのトリガーによってポップアップ表示されるワークブック

基本的な機能について

ページ

ページとは、TableauやExcelでいうところのワークシートで、1つのワークブックの中に、複数のページをもたせることができます。
Tableauのようにデータソースタブはありませんが、データ専用のページを作成し、使用するデータを集約しておく使い方が推奨されているようです。

レイアウト

次に、画面のレイアウトに有用な、いくつかの機能をご紹介します。いずれもエレメントバーにあるエレメントアイコンから設定可能です。

コンテナ

Tableauのコンテナと同じような機能で、複数のエレメントを配置してレイアウトをまとめて調整できます。

タブコンテナ

タブで切り替える機能のついたコンテナです。画面スペースの節約やスクロールの手間が軽減されます。

モーダル

クリックするとキャプチャのようにワークブックの上に表示されるポップアップです。

ポップオーバー

Tableauでいうところのツールヒントで、クリックまたはホバーすると小さなフローティングパネルが表示されます。追加情報やインタラクティブなコントロールの表示に最適です。

共有

共有は、画面右上にあるシェアアイコンから設定できます。メンバーと権限レベルを設定するだけでOKです。また、リンクの共有から設定することも可能です。

スケジュール設定

ユーザー定義のスケジュールでエクスポート設定が可能です。
ワークブックメニューの Share and export > Schedule export... から設定します。

Create new scheduleをクリックすると、エクスポートのタイプが選択できます。

  • Email
  • Slack
  • Microsoft Teams
  • SharePoint
  • Google Sheets
  • Google Drive
  • Webhook
  • Cloud Storage
  • Email Burst(同出来に複数の受信者を設定)
    ワークブックごとエクスポートするほか、任意のエレメントに絞ってエクスポートすることも可能です。

    ファイル形式は以下の3種類のようです。
  • Excel
  • PDF
  • PNG
    頻度は日次、週次、月次の他カスタムも可能です。(↓キャプチャは毎日18:15の設定)

    また、かなり詳細に条件を設定することが可能で、事前にテストを行っておくこともできるようです。
    オプション設定で特徴的なのが、”Run queries as recipient” かと思います。
    ユーザーによってパラメータ設定が異なるワークブックをエクスポート設定するのに、受信ユーザーのパラメータに即したフィルタリングされたワークブックをエクスポート可能となっています。

おわりに

Getting Aroundに沿って、Sigmaの基礎の基礎をさらってみました。多少でも他のBIを触ったことがある方であればこのあたりは何も躓くことなく感覚的にこなせる要素が多いかなと思います。
各用語については、後々ハンズオンを進めたりドキュメントを読むときなどにすっと頭に入ってきやすくなるので、覚えておくことをおすすめします!

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