書くな、話せ。AIコーディング時代の新しい開発体験
はじめに
AIがコードを書くのは、もう特別なことではなくなってきました。
私たちの仕事は「AIの成果物をレビューすること」にシフトしつつあります。
けれど正直、レビューは退屈です。
一つひとつコメントを打ち込み、修正をお願いして、また確認して……。
便利になったはずなのに、なぜか作業はまだ重たいまま。
音声でレビューしてみたら
そんな中、ふと思いついて試したのが「音声入力でレビューする」方法でした。
- 「ここの関数、もう少し小さく分割して。」
- 「メソッド名はもっと意味がわかるものにして。」
- 「境界値テストも追加して。」
ただ声で伝えるだけ。
するとAIがすぐに修正を反映してくれる。
気づいたときには、キーボードをほとんど叩かずにコードが完成に近づいていました。
ペアプロのような対話
この体験は、単なる効率化以上の驚きをもたらします。
レビューが「指摘」から「対話」に変わるのです。
- 「ここの関数、もう少し小さく分けられそうですね。」
- 「メソッド名に違和感があります。あなたはどう思いますか?」
- 「境界値テストを忘れていますね。追加しましょう。」
AIはもはや道具ではなく、隣で一緒に考えてくれるペアプロの相棒のように感じられる。
私が声で思いつきを投げかけ、AIがすぐ形にして返す。
そのキャッチボールが、開発のリズムを生み出します。
実際に試すには
「そんなの本当にできるの?」と思った方へ。
意外とシンプルに始められます。
-
音声入力をONにする
Macなら「音声入力」機能、Windowsなら「音声認識」を有効に。
-
AIに向かってしゃべる
GitHub Copilot ChatやClaude、ChatGPTなど、普段コードを生成しているツールにそのまま音声入力で指示。
-
小さな修正から始める
変数名の変更、コメント追加、テストケースの拡充など、細かいレビュータスクを声で伝えてみると効果を実感しやすい。
最初はちょっと気恥ずかしいかもしれませんが、慣れると「コメントを打つより早い」ことに気づくでしょう。
未来の予感
もしかすると近い将来、私たちはほとんどキーボードに触れずに実装を終えるのかもしれません。
コードを書くことよりも、アイデアを語り合い、価値を共有することに集中する。
そんな「話すことでソフトウェアをつくる」文化が生まれつつあるのではないか――そう感じました。
✍️ 追記
ちなみに、この記事も音声入力で書き上げました。
「話してつくる」体験のワクワク感を、文章そのものでも味わっていただければ嬉しいです。
co-generated by ChatGPT
Discussion