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本質的なプロジェクトマネージャやディレクタについて考える

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「プロジェクトマネージャやディレクションを自分は出来る。」と、自称する人間はよく目にしますが、彼らが優れているのではなくて、彼らの下についているメンバーたちが優秀でたまたま成功しているという再現性がない事例をよく目にします。
私が考える良いプロジェクトマネージメントやディレクションとは何かを考え整理を行い、何故彼らが優れていないのかと感じるのかを表明をすることがこの記事の目的になります。

プロジェクトマネージャやディレクタは何故いるのか

まず、なぜこのポジションを表する人間がチームにおいて必要になるのかについて考えます。

プロジェクトマネージャ(英: project manager)とはプロジェクトの計画と実行に於いて総合的な責任を持つ職能あるいは職務である。プロマネと略されることもある。

プロジェクトマネージャには系統的な経営管理能力は勿論、透徹とした質問を発し、暗黙の前提を発見し、プロジェクトチームの意見をまとめ上げる能力が必須となる。

プロジェクトマネージャの職務に於いて鍵となるのは、プロジェクトの実行に影響を与えるリスクを認識することと同時にそのリスクをプロジェクト期間を通じて公式・非公式に見積もらなければならないことを理解することである。

リスクは主として不確実性から発生する(プロジェクト管理においては、この不確実性を「リスク要因」、その結果発生する問題を「リスク」と呼ぶ)。そして、主な関心事としてリスク対策に集中して取り組むことが成功するプロジェクトマネージャの条件と言える。また、プロジェクトに影響を与える問題の多くが様々なリスク要因から起こる。優れたプロジェクトマネージャは開かれたコミュニケーションの方針を順守し、全ての重要な関係者に意見と関心を述べる機会を与えることで時としてリスクを減らすことに成功する。

以上より、リスクをコントロールし不確実的ながら極小化させることで大なり小なり意思決定に責任を持つのがプロジェクトマネージャだと言える。プロジェクトマネージャによって下されたあらゆる決定は、直接プロジェクトに資する方法で下されるべきである。

Wikipediaより引用

端的に、プロジェクト(≒目的)に応じたまとめ役を担うことだと分かります。

なぜまとめ役が必要か?

プロジェクトにはたくさんの人々が登場し長期間向き合うことになることがよくあるので、沢山の思惑が錯綜することと時間によって人々は直ぐに目的を見失うからです。

目的とは何か?

言い換えると期待する 未来 です。
最も重要で真剣に考えなければいけません。これがきちんと提示することが出来ていなければ絶対に成功することはありません。
期待する未来は環境によって変わるので、あなた自身が見つける必要があります。
次にあげるのはその一例です。

  • コストに対して収益をn倍出すプロダクトを作り上げたい。
  • 決められた期日にリリースを果たしたい。
  • 若手エンジニアに成長の機会を与えたい。

目的が決まったら、それを明文化して関係者に周知して、私(プロジェクトマネージャ / ディレクター)がここにいる理由を周知します。それをしないと何も始まりません。

そもそも全ての人間が、自分の役割と目的を認識し表明できるべきだと思います。
しかし現実として、全ての人間が自分の役割を認識して表明することは相応の能力が必要で実現できることは一つの才能として見なされると思います。
だからこそ、プロジェクトをまとめ上げるマネージャやディレクターは最低限自身の表明を行い、かつ他の方の代弁を行い賛同させることが求められている能力の一つでもあると考えています。

マネージャやディレクタの役割とは何か?

抽象的な表現を行うならば、目的のためにまとめ上げ先頭で行動を行うものなので、そのプロジェクトにとって全てであると言っても過言ではないかもしれません。
ただし、実務においてはそのプロジェクト毎に変わっている通り、全ての事柄を実際に手を動かして行う必要は当然無いと思っています。
必要なことが誰にも出来なければ行う必要があると思いますし、必要なことが他の方が出来れば出来る方に任せれば良いと思います。

マネージャやディレクタが具体的に何をすればいいのかを考える

実際に全ての事を行おうと手を動かすのは肉体的に無理なのででは具体的に何をすればいいか、何はする必要がないかを仕分けていきます。

この集まりでは誰が何を出来るかを考える

各個それぞれがどのような能力を手にして、何が得意か何が苦手かを整理します。
その時に次のようなスキルマップのようなものを作成すると良いと思います。

また、後述しますが次のような表による分類も考えます。

やることを整理する

上のスキルマップなどと期限を考慮して各個にやることを振り分けていきます。
よくあるWBSの作成であったりスプリント表ないしタスクの作成を指します。
この時、よく目にするのがネットで話題になっているイケてる管理ツールを使うことに拘って中身を何も理解しないで使っている感覚に酔いしれて失敗に至るケースです。
全てのツールに言える事ですが、全てのツールには向き不向きの特徴が存在するので、状況に応じて自分に合ったツールは絶対に変わります。
管理ツールを使って何がしたいかをよく考えて状況に合わせて選ぶのが望ましいです。
例えば、JIRAではスプリント開発に向いていると感じましたし、ウォーターフォール開発でWBS
を作成したいならBacklogやRedmineが良かった感じています。期限に捕らわれない運用タスクの連続ならGithub issueだけで足りました。
もし今の例で使っている場面が想像できないならスプレッドシートやテキストなどで良いと思います。

管理ツールとは何かを一言で説明するならば、「規約を作り集計を行うもの」だと私は考えます。
見たい集計がKPIなのか総工数なのか。その集計を表現するのに合った規約を作るのが管理ツールの本質だと考えています。

最高のパフォーマンスで働いて貰い続ける

予定通り滞りなく進ませることがマネージャ、ディレクションの務めの一つだと考えます。
それらのために次の事を意識する必要があるかと考えます。
先述した4分類の表にある好き・得意の仕事を行って貰うことが最もパフォーマンスを出せることは言うまでもありません。

割込み業務は様々な対価を消費するということ

割込みで何かをお願いごとをするということは、予定していた何かを犠牲にします。
割込みで何かをお願いするということは、お願いした人に対して信頼度をその分消費していきます。

好かれる人間であろうとすること

人は感情で動く生き物なので、感情的に満たさせることが最大のパフォーマンスを出すことにつながります。
好かれていればいるだけ協力的な行動を取ってくれるようになります。
割込み業務をお願いすることは出来る限りしないほうが良いですが、0にすることは限りなく難しいので、その日のために積み上げることはやるべきだと考えます。

適切な要望を行うということ

様々な要望であったり、障害であったりが起きた場合、ギークにまとめて投げてしまうというような横流しな状況をよく目にしますが、それでは存在している意味がありません。
要件に対して整理を行いかみ砕いて、必要な分だけを依頼することを心がかけます。これは前述した割込み業務が如何に消費をさせるかにもつながります。

まとめ

まとまり切らないので随時加筆していきたいと思います。
自称しながら出来ていないと思う人に対して、私もそう認識しながら出来ていないので共に出来るように目指したいですね。という意図になる文章になれば良いと思います。

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