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形而上学存在論など哲学や人文系は、SQLite導入すると、電卓や、将棋のAIに匹敵する、というご提案

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問題提起と実例

情報工学を研鑽されている皆様は、おそらく自然言語ではなく

# 「犬のタロー」から最上位概念「存在」までを階層順に並べたリスト
lineage = [
    "犬のタロー",   # 個体
    "柴犬",         # 品種
    "小型犬",       # サイズカテゴリ
    "犬",           # 種
    "イヌ科",       # 科
    "食肉目",       # 目
    "哺乳類",       # 綱
    "脊椎動物",     # 亜門
    "動物",         # 界
    "生物",         # ドメインとしての生命
    "存在"          # 最上位の形而上学的概念
]

こう書くと、帰納法が再帰していることを把握されると思います。
初出拙記事: https://note.com/karasu_toragara/n/n9a233509e012

解決策

ORDER BY 神依存概念数 DESC, 平均依存強度 DESC;es', 'causes', 'sustains')urce_id = dc.id
概念分類                  概念名          文化的背景            抽象度  同文化圏内の自立概念数
--------------------  -----------  ---------------  ---  -----------
dao_concepts          道            daoist           10   2          
existence_concepts    実在           western          10   4          
existence_concepts    Being        western          10   4          
dao_concepts          直観           western_bergson  10   1          
existence_concepts    有            buddhist         9    3          
nothingness_concepts  空            buddhist         9    3          
nothingness_concepts  無            daoist           8    2          
dao_concepts          ダルマ          buddhist         7    3          
nothingness_concepts  虚無           western          7    4          
nothingness_concepts  Nothingness  western          6    4          
dao_concepts          ロゴス          western_ancient  5    1          
existence_concepts    犬のタロー        universal        0    1          
概念領域                神依存概念数  平均依存強度  依存文化圏            
------------------  ------  ------  -----------------
existence_concepts  1       0.7     western_christian
sqlite>

https://github.com/trgr-karasutoragara/cogito-metaSQLite

日本語も英語も「存在は存在」と循環するはずだから、SQLiteのテーブルとリレーションを活用すれば、数式や論理式より負担が少なく(線形代数ベクトル空間を学ぶの大変です)、データの構造も柔軟に変更出来るから、試行錯誤出来ます。

ハイデガー達、偉人・天才の抽象思考能力は卓越していても、言葉の限界があり、形而上学存在論で解決しにくい問題があるのだと、私は思います。

専門家が検証して下さると嬉しいです。上記リポジトリに一式、サンプルを用意したので、遊んでやって下さい。MITライセンスです。

メリット

哲学は個人競技でも戦えます。SQLiteで考えるなら、大学の競争力や、英語ではないことに縛られないため、日本の学生さんや研究者さんが有利に競争出来る可能性があります。

また、再現性と検証可能性が出て、誤読や解釈違いも起きにくいので、「主著」をSQLiteのファイル自体にして、それに英語論文つけるなどすると、訂正する負担が減るから、人文系の研究者さんや学生さんのお時間を増やすことも期待出来ます。

デメリット

  • 前例がない

  • 学習コスト

    前例はパイオニアのチャンスですし、学習コストはAIいるので協働するといいと思います。

むすび

今日使えて30年未来も意味があること。そんな願いで作成しました。
哲学は倫理と関係するので、AI倫理の研究者さんにも届くことを願っていまます。
プロフェッショナルの5分を増やす、ボランチを目指します。
読んでくださり感謝します。

関連(人文科学と情報工学の例)

高齢者福祉とAIと構造的予防でインシデント2年0の件

https://github.com/trgr-karasutoragara/trgr-karasutoragara.github.io

権威を盲信も拒絶もしないためのツール

https://github.com/trgr-karasutoragara/rolls-veil-2u/

上記はAcademia.eduと連動させたので、人文科学の再現性・検証可能性に関して、SQL以外にも情報工学を援用すると、捗ると思います。

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