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秒で分かるAI倫理案―可能か、すべきか、今は不可能でも本来すべきか
義務論と功利主義はAIが機械学習しやすいです
義務論は普遍的ルールであり、功利主義は幸福の最大化だから。とちらも体系化出来るし。
ケア倫理は体系化出来ない
もちろんフェミニズム倫理など、近接領域や義務論などと重なることがあるので体系化出来る面もあります。しかし、キャロル・ギリガン達の「ケア倫理」は、個別具体的で文脈も必要になります。
ならどうするか
義務論は正しさの重視しすぎ頭がかたいことがあります。
功利主義はマイノリティの犠牲を見落とします。
ケア倫理は関係性や人道だから両者を補完出来ます。
具体的には
ケア倫理自体の高度な判断はAIの機械学習は限定的だから、義務論と功利主義の確認にあわせて、ケア倫理は人間が判断する支援をさせるといいと思います。(例えば医療・福祉・教育の現場で、暗黙知も含めて人と向きあうから)
実装
- 可能か、すべきか、今は不可能でもすべきか
- 功利主義、義務論、ケア倫理(と義務論)
こう出来ます。一文ですから、3つの倫理をバランスする目安になります。
応用例
例えば、研究者でも経営者でも、倫理的判断を行った時点で、それを記録しておくことで、何かあった時に考え抜いたことが分かります。また、公開できるなら、仕事やサービスや製品に、この3点を明記すると、透明性・社会的責任の観点で有利です。
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