Open6
Rustの環境構築の備忘録
目的
Rustの環境構築や便利ツールのインストールに関する備忘録
最小限の環境構築
参考: Rustの基本的な開発環境構築
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Visual Studio Installer
コンパイラに関連する次の3項目をインストールします。
- .NET デスクトップ開発
- C++ によるデスクトップ開発
- ユニバーサル Windows プラットフォーム開発
-
rustup
Rustのビルドツールをインストールします。
exeファイルを実行して1) Proceed with installation (default)
で進めます。 -
VS Code
VS Codeのインストールが完了したら、左側のExtentions(拡張機能)から次の拡張機能をダウンロードします
rust-analyzer
CodeLLDB
GitHub Pull Requests and Issues
Choose a License
- 環境変数のPATHに
C:\Users\USER_NAME\.cargo\bin
を設定する
下記の手順で環境変数を設定します。
システム環境変数の編集
環境変数(N)
PATHを選択して編集(I)
新規(N)を選択して環境変数を追加
OK
環境変数のPATH設定が上手くいっていない場合に遭遇するトラブル
- エラーメッセージ
cargo : 用語 'cargo' は、コマンドレット、関数、スクリプト ファイル、または操作可能なプログラムの名前として認識されません。名前が正しく記述されていることを確認し、パスが含まれている場合はそのパスが正しいことを確認してから、再試行してください。
cargo-generate のインストール
GitHubのリポジトリと同じ構成のプロジェクトを新規作成するコマンドです。
Git: Clone
だと~~templeteのような上書きしたくないリポジトリを上書きしてしまうので、基本的にはこちらを使います。
プロジェクト作成
cargo generate --git リポジトリのURL
Raspberry pi pico のビルドツール
rustup target install thumbv6m-none-eabi
cargo install flip-link elf2uf2-rs
プログラム実行
- ブートローダーモードに切り替える
- ブレッドボード上にRaspberry Pi Picoとタクトスイッチを設置する。
- タクトスイッチはResetの30番とGndの28番を繋げる。
- USBケーブルでPCとRaspberry Pi Picoを繋げる。
- ブートローダーモードに切り替えます。(Raspberry Pi PicoのBOOTSELスイッチとタクトスイッチを押しながら、タクトスイッチ、BOOTSELスイッチの順に手を放す)
cargo run --release
Wio Terminal のビルドツール
rustup target add thumbv7em-none-eabihf
cargo install hf2-cli
cargo install cargo-hf2
プログラム実行
- Wio Terminalをブートローダーモードに切り替える
Wio TerminalのWikiを見ながらパソコンとWio TerminalをUSBケーブルでつないで左側のスライドスイッチを下側に素早く2度動す。
cargo hf2 --release
M5Stack Basic のビルドツール
cargo install espup
espup install
cargo install cargo-espflash
- gitをインストールする
cargo install ldproxy
プログラム実行
cargo espflash flash --release