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Rust の開発環境を Windows 11 で構築する(2024年8月)
はじめに
Windows 10 から Windows 11 に切り替えたところ環境構築の要素が変わっていたので、備忘録を記します。
2024年8月1日時点の情報ですので、ご参考になれば幸いです。
Windows の仕様
- エディション: Windows 11 Home
- バージョン: 23H2
Visual Studio Tools
1.コンパイラに関連するワークロードをインストールします。
- .NET デスクトップ開発
- C++ によるデスクトップ開発
rustup
2.Rustのビルドツールをインストールします。
exeファイルを実行して1) Proceed with standard installation (default - just press enter)
で進めます。
VS Code
3.VS Codeをインストールしたら、Rust用のExtentions(拡張機能)もインストールします
rust-analyzer
CodeLLDB
GitHub Pull Requests
Choose a License
4. 環境変数
下記の手順で環境変数を設定します。
-
システム環境変数の編集
を起動する -
環境変数(N)
を選択する -
システム環境変数(S)
のPATH
を選択して編集(I)
をクリックする -
新規(N)
を選択して環境変数C:\Users\USER_NAME\.cargo\bin
を入力する -
OK
をクリックする
5. 最終確認
最終ステップです。
5.1. 環境変数など
VS CodeのTerminalを開いて、次のコマンドを実行します。
5.2. Hello World
最小構成プログラムが実行できれば、環境構築は完了です。
cargo new hello_check
cd hello_check
cargo run
6. その他
Git for Windows
リポジトリをクローンするためにインストールします。
リポジトリをクローンするときは、View
-> Command Palette
-> Git: Clone
-> リポジトリURL入力
の手順で行います。
2024/8/2 追記
おわりに
OSだけでなく、インストーラのワークロードの選択肢変更や、拡張機能の名称変更など、コピペでは対応できない変更が見られたので、この備忘録を記しました。
ご参考になれば幸いです。
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