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Associate Cloud Engineerに合格しました(2024年11月)

2024/11/03に公開

先日Google Cloud ACE(Asssociate Cloud Engineer)に合格したので、やったことを振り返ります。

背景

大きく二つのきっかけがあります。

  • 今年の夏くらいから業務内容が緩やかにデータサイエンス→データエンジニア側へ変化し、社内にGoogle Cloudを導入するプロジェクトも発足したので、エンジニアリング系の知識、できればGoogle Cloudの知識を身に付ける必要があった
  • 直近の自分のスキルの大きな軸として攻めの生成AI(興味があるが先が読みにくい)・守りのクラウド(安定感がありスキルとして持っておいて損がない)というものを掲げており、クラウド周りのスキルアップをしたい

勉強前の筆者のスキル感

データ分析をメインでやってきたので、インフラやバックエンドの知識は基本的なレベルしか知らない状態でした。現在社内ではAWSを使っており、3年前にAWSクラウドプラクティショナーを取得したのですが、そのくらいのレベル感です。
フロントエンドも業務でガッツリ開発をしているわけではなく、昨年半ば興味でWeb Developer Bootcampを一通りなぞったという感じです。
【世界で70万人が受講】Web Developer Bootcamp 2023(日本語版)
AWSのEC2やS3を使って分析環境を構築したり、その過程でDockerを使ったりはしていたので、そのあたりの実装経験はあります。
Google Cloudの使用経験は全くありませんでした。

勉強方法

以下に使ったものを書きだしました。

No 種類 概要 詳細
1 書籍 徹底攻略 Google Cloud認定資格 Associate Cloud Engineer教科書 メインの教科書として利用
付録の模試問題も活用
2 書籍 Google Cloudではじめる実践データエンジニアリング入門 BigQuery関連の章をつまみ読みした程度
あまり合否には関係しなかった印象
3 Udemy これだけで合格!Google Cloud Associate Cloud Engineer模擬試験問題集 4回分計200問の問題集
4 公式 公式模擬試験 20問分の模擬試験が受けられる
5 公式 各種公式ドキュメント・Google Cloudコンソール 問題集の解説で分からない時などに適宜利用
ドキュメントを読んだり、コンソールから実際にサービスに触ったり
6 その他 ChatGPT 公式ドキュメントが分かりにくい時や、そもそもの理解が足りていない時に補助してもらうような使い方

勉強の流れ

まず最初に、1の『徹底攻略 Google Cloud認定資格 Associate Cloud Engineer教科書』を8月中旬~10月上旬くらいでゆっくり熟読しました。ただ読むだけだとどうしても読み流してしまうので、各章の内容を簡単にまとめてメモしながら読んでいました。途中別のことをやった時期もあったので、実際に読んだ期間は1か月弱くらいだと思います。
この途中別のことをやったというのは、Google主催の生成AI系のハッカソンに出ており、ここで実際にGoogle Cloudのサービスに触って実装する機会がありました。Google Cloudの理解を深めたいという目的もありましたが、生成AIの実装機会が欲しいというのが主な目的でした。
1の本を読み終えたタイミングで試験の申込をしました。3週間後くらい(11月上旬)に受けるように申し込みました。

ここからはギアを上げ、1の本の模擬試験→Udemyの模擬試験→公式の模擬試験の順に解いていきました。それぞれの模擬試験の流れは、問題を解く→採点して解説を読む(正解不正解に関わらず完全に知っている項目以外は全部読む)→知らないことはメモにまとめる→一通り解説を読み終え理解したら、メモを見返して復習する、といった流れでやっていました。問題集の解説を読みながら、それだけで不十分な時は1の本を見返したり、公式ドキュメントを読んだり、実際にサービスに触ってみたりしました。それでも理解しきれないなと思った時はChatGPTに聞いていました。Google Cloudの内容もそうですが、ネットワークやコンピューティング周りの一般的な知識が足りない時もChatGPTに聞いていました。いい感じに前提知識をかみ砕いて回答してくれるのでとても助かりました。
並行して2の『Google Cloudではじめる実践データエンジニアリング入門』を読んでいました。こちらはBigQuery関連の章に絞って読み、BQ周りの知識を補充していましたが、試験の中でそこまでBQの比重は大きくないので合格するだけなら読まなくてもいいかなと思いました。

本当は書籍の模擬試験とUdemyの模擬試験4回分は2周しようと思っていたのですが、直前で体調を崩してしまい思うように勉強できなかったので、Udemyの模擬試験1回分と書籍の模擬試験の前回間違えた箇所の解き直しだけやって臨みました。

勉強時間は1の書籍を読む時間+直近3週間(30hちょいくらい)、といった感じでした。

本番

手ごたえは↓の感じで、まあいけたかな、といった感触でした。詳細結果返ってきてないのでよくわからないですが、、

  • 自信のある問題:5割くらい
  • 多分あってるかなくらいの問題:4割くらい
  • 良く分からん問題:1割くらい

割と問題集と似たような問題が出たなという印象です。
模擬試験を受けていた時の感触として、知識はあるけど問題文の意図を読み違えて間違えるパターンが一定数あったので、とにかく丁寧に問題を読むようにしていました。試験時間もかなりゆとりがあるので、とにかくゆっくりと問題を読んで丁寧に解き、じっくりと見直しをしました。それでも15分くらい余って終了という感じでした。

無事合格できてよかったです!

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