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【技術メモ】パワエレシミュレーションツールについて
パワーエレクトロニクスのSimツールとしては様々な製品がありますが,それぞれに得意・不得意があるため解析対象や規模に応じて適宜使い分けたいところです。
例えば,LTspiceではデバイスの詳細モデルがモデリングされているためスイッチングの瞬間(SiC,GaNなら<100ns)での挙動を確認できる。
PLECSやScideamなら可変サンプリングによってスイッチング時と安定した状態で解析時間を動的に調整することで高速にシミュレーションできる。
Matlab/Simulinkでは様々なツールとの連携や自動コード生成,制御モデルの実装の容易さなどが利点であるが,詳細なスイッチングレベルでの解析は難しい(遅い)
筆者はPLECSユーザーなので技術メモではdemoファイル(Plexim社より)で公開されているSimモデルなどを使ってTipsや課題を共有して勉強していきたいです。
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